バルサ - ベティス: リーガ制覇に近づくためのSpotifyカンプノウ効果

バルサは、今週の土曜日、 Spotify カンプノウでベティスを迎え撃つ。その目的は明確だ。水曜日にバジェカスでの黒星を受け、再び、勝ち点３を手にするために、体勢を立て直すことだ。リーガ制覇に近づくまで後一歩のところまできている。そして、ここから、バルサは、二試合連続でホームでの試合を行なう。チャビ・エルナンデスの率いるチームは、2位のレアル・マドリードに勝ち点11点差で首位を独走しているが、先日、その点差を14点に伸ばす機会を失った。そして、現在、リーガが終わるまで、後7試合が残されている。勝ち点が増えるごとに、27回目のリーグ優勝へと近づいている。

この目的を達成するには、まずは、マヌエル・ペレグリーニが率いるベティスを越えなければならない。アンダルシアのチームは、 Spotifyカンプノウで勝利を奪い取った。しかし、最近の3試合では、バルサが3勝をあげている。 

また、バルサが、ベティスをベニート・ビジャマリンでジョルディ・アルバのゴールで苦戦を制し、チャンピオンズリーグ枠を勝ち取った (1-2)ことは記憶に新しい。また、今季は、バルサはベティスとスペインスーパー杯の準決勝、第一レグをPK戦で勝利し、リーガでは、ハフィーニャ、レバンドフスキのゴールで勝利している。とはいえ、その3試合とも互角の戦いだったことも忘れてはならない。

デンベレとクリステンセンの復帰

チャビ・エルナンデスにとっての朗報は、チームにとって非常に大事な二人の選手、ウスマン・デンベレとアンドレアス・クリステンセンが戻ってきたことだ。二人は、負傷から回復し、招集リストに復帰した。フランス人アタッカーは、3ヶ月間、バルサから離脱しており、一方のデンマーク人選手は、1ヶ月前に代表戦で負傷して以来、ピッチから遠のいていた。

よって招集メンバーは、下記の通り。テア・シュテーゲン、アラウホ、セルヒオ、デンベレ、ペドリ、レバンドフスキ、アンス・ファティ、フェラン、イニャキ・ペニャ、クリステンセン、マルコス、アルバ、ケシエ、フレンキー・デ・ヨング、ハフィーニャ、クンデ、エリック、バルデ、ガビ、パブロ・トーレ、アルナウ・テナス、ラミネ・ヤマル

ベティスのレジェンド、ラストダンス

セビージャは、Spotify カンプノウに、ただ勝つだけではなく、欧州圏外に去ることがないよう、目指してやってくる。ベティスは、最近の5試合で1試合しか勝利していず、リーガで、欧州枠のレアル・ソシエダと6点差、アスレティック・クラブとは3点差に迫っている状況にある。

また、ベティスのレジェンドにとっても、スペシャルな試合となる。ベティスのレジェンド、ホアキンが、Spotify カンプノウにやってくる最後のチャンスとなるからだ。ベティスのキャプテンは、4月19日に引退を発表した。これまで、バルサと29試合戦ってきており、その中で6ゴールをマークし、6勝を奪っている。

ベティスを率いるチリ人監督、マヌエル・ペレグリーニは、重要な選手二人、フェキルとボルハ・イグレシアスを招集していない。フェキルは、2月のエルチェ戦で左膝の十字靭帯を負傷し、今季、残りのシーズンを欠場予定だ。また、ボルハは寸前で招集リストから外れることになった。