バルサ-レアル・ソシエダ: 準決勝行きを賭けて

抽選の結果、国王杯の試合は、リーガの首位と3位のチームが Spotify カンプノウ で８強を戦うことになった。国王杯が、バルサのホームで行なわれるのは、 2021年3月3日以来のことだ。その時、バルサは、ピケのゴールでセビージャに逆転し、その後、アスレティック・クラブを前にタイトルを制覇することになったのだった。 

バルサもレアル・ソシエダも、好調の波に乗って、今回、ベスト８を迎えることになる。チャビの率いるチームは、スペインスーパー杯を制覇し、ヘタフェを前にペドリのゴールでリーグ戦をホームで制し (1-0)、今回、イマノル・アルグアシルが率いる大会で最も強力なチームの一つと対戦することになる。 

良好な対戦データ

過去の対戦データは、チャビ・エルナンデスのチームにポジティブだ。今季、両チームは既に顔を合わせている。リーガの第2節であり、レアル・アレナにて、バルサは、ソシエダを 1-4 で下した。更にここ最近の両者の試合、17試合でバルサが負けたのは、1回だけだ。

もし、国王杯だけに焦点を合わせれば、バスクのチームとカタルーニャのチームは、 2016/17年にベスト８で顔をあわせている。当時は、ホーム&アウェー形式をとっており、バルサは総計で 6-2 (第一レグのレアレ・アレナで0-1、Spotifyカンプノウで5-2)で進出を手にしている。

国王杯に全てを賭けて

バルサは、全力でこの試合に臨む。チャビは、余力を残すつもりはない。全選手をこのレアル・ソシエダを前にした試合に招集している。リーガでは処分欠場のレバンドフスキとフェラン・トーレスの国王杯の試合には呼ばれている。

レアル・ソシエダを前に行なわれるこの国王杯ベスト８の試合に、チャビは、 23人を招集した。メンバーは、テア・シュテーゲン、ベジェリン、アラウホ、セルヒオ、デンベレ、ペドリ、レバンドフスキ、アンス・ファティ、フェラン、イニャキ・ペニャ、クリステンセン、マルコス、アルバ、ケシエ、セルジ・ロベルト、フレンキー・デ・ヨング、ハフィーニャ、クンデ、エリック、バルデ、ガビ、パブロ・トーレ、アルナウ・テナス 試合前に22人に絞る必要がある。

2023年は無敗のレアル・ソシエダ

イマノル・アルグアシルが率いるチームは、現在、順位表で3位であり、2位のレアル・マドリードに勝ち点3点差、バルサと勝ち点6点差と迫っている。更に、レアル・ソシエダは、今年、 2023年に入って全試合で無敗、全勝で、失点もわずかに1点という成績を残しているのだ。

更に遡れば、レアル・ソシエダは、11月3日に、ヨーロッパリーグでマンチェスターユナイテッド（次のバルサの対戦相手だ）に負けたのが最後だ。但し、そうはいっても、この黒星は、バスクのチームがグループ内を首位通過することには影響がなかったものだった。

国王杯では、プレフェレンテカテゴリーのカザレガス (1-4)、 セグンダRFEF のコリア(0-5)、, al Logroñés de プリメラRFEF のログロニェス(0-1)、そして、レアレ・アレナで16強でマジョルカ (1-0) を下し、ここまで辿り着いた。

レアル・ソシエダは、 Spotify カンプノウでの勝利を多くの欠場選手を抱えて求めることになる。現在、6人もの負傷選手を抱えており、そのうちの一人、ミケル・メリノは、国王杯16強のマジョルカ戦で負傷した形だ。