ジェラルド・ピケ、バルサを去ると発表

ジェラルド・ピケは、FCバルセロナの時代に終止符を打つ。バルサのレジェンドであるセンターバックは、自身のソーシャルメディアで、感情の高まるビデオを通して、11月5日がSpotify カンプノウで、バルサのユニフォームを身につけてプレーする最後の試合になると伝えた。ゆりかごにいる時からソシオだった選手が、クラブを去ることになる。 

生まれた時からクレ

1987 年2月2日、既に骨の髄までクレが生まれた。生まれたその日から、ソシオだった。幼少から、 FC バルセロナを取り巻く関連大会に出場し、10歳の時に、当時にあった最年少のバルサユースカテゴリー、アレビンBに入団した。その時から、ユースの異なるカテゴリーの階段を登りながら、2003/04年に一度、バルサから離れ、マンチェスターユナイテッドへ移籍した。その後、2006/07年にレアル・サラゴサへレンタル移籍し、  2007/08年にレッドデビルは戻り、プレミアムリーグとチャンピオンズリーグの二冠を制覇した。

FC バルセロナ史上における最多出場選手ランキングの5位 である選手は、2008年8月13日にバルサの選手として公式デビューを果たした。その試合は、チャンピオンズリーグのヴィスワ・クラクフ 戦でデビューし、4-0で終えた。その時以来、FCバルセロナでの成功にあふれる歴史が始まり、これまで30タイトルを制覇した。全ては、2008/09年の三冠から始まり、サッカー界における最も優秀なディフェンダーの一人となった。 

シーズンが進むにつれ、FCバルセロナのメンバーの中の主軸となった。ラ・マシア育ちの選手は、バルサの選手として素晴らしい成績を残した。 2018年の夏、ベテラン選手は、第３キャプテンとなった。攻守共に、常に高いパフォーマンスをみせた。

ゴール嗅覚のあるディフェンダー

言うまでもなく、彼は、ストライカーの魂を持つディフェンダーだった。サンティアゴ・ベルナベウでの 2-6のゴール やFCバルセロナの黄金の一冊に残るゴールなど、多くの記録を残し、 2013/14年のチャンピオンズリーグでのセルティック戦で、バルサにおける1000ゴール目を決めた。バルセロニスタとして過ごした 29シーズンで彼はバルサのディフェンダーとしてのゴールランキングで2位、チャンピオンズリーグでゴールを決めた最初のディフェンダーとなった。そのゴール数は、16だった。

615 試合 -リーガで396試合、チャンピオンズで 126試合、国王杯で 65試合、 スペインスーパー杯16試合、欧州スーパー杯 2試合、ヨーロッパリーグ5試合、クラブワールドカップ5試合を終え、「あの子どもの夢が叶った」後、「 この輪を閉じる時がきた。いつも、僕は言ったように、バルサの後に他のチームはないし、そうなる。今週の土曜日がSpotifyカンプノウでの僕の最後の試合となる」とレジェンド、ジェラルド・ピケは伝えた。