プレビュー: ナポリ - FC バルセロナ

全てはナポリで決まる。カンプノウでのドロー（1-1）の結果を手に、バルサは南イタリアの首都に飛び、今週の木曜日、現地時間21時から、ヨーロッパリーグの16強へのアクセスを求めて、プレーオフ第二レグをナポリを前に戦う。目標はただ一つ。勝利をあげることだ。

UEFA が今年から導入したこの新フォーマットにより、ドローの場合のアウェーでの倍ゴールシステムが排除された。よって、チャビ・エルナンデスの率いるチームは、ボリュームとクオリティに関しては、第一レグと似たような試合を繰り返さなければならないが、今回は、それにこういった夜にありがちな地獄のようなアウェー間に包まれた中で結果を出さなければならないという要素が加えられる。

よって、ディエゴ・アルマンド・マラドーナスタジアムは、今回、バルサが進出を望むためには、最大限のバージョンを証明しなければならない戦場となる。

対戦相手

イルビング・ロサノ、ザンボ・アンギッサ、ロボツカ、ケヴィン・マルキュイ、トゥアンゼベの負傷欠場が確定し、ルチアーノ・スパレッティは、バルサ戦に対するイレブンを一部変更せざるを得ない。

実際、この負傷欠場により、月曜日行われたセリエAでは、既に苦しまされることになった。今回、ミランの２チームが躓いたため、それを生かし、首位につく絶好のチャンスだったにもかかわらず、カリアリのホームで引き分けた(1-1)のだ。その際のスタメンには、今回、初めてコンビを組んだメンバーが、ディフェンス、攻撃共におり、その結果、ナポリの首位奪回に歯止めがかけられたのだった。

とはいえ、ルチアーノ・スパレッティのチームは、リーグ戦で激しい首位争いを続けている。首位のACミランと現在、勝ち点でわずか2点差で3位についている。

監督: ルチアーノ・スパレッティセリエAのベテラン監督は、ナポリを率いて数ヶ月で、このチームに堅守をもたらし、リーグ優勝への大きな一歩を踏み出させ、国内リーグ争いをするチームを作り上げた。

得点選手: ビクトル・オシムヘン ナイジェリア出身のストライカーは、既にそのポテンシャルをカンプノウでも示している。優れたクオリティを手に、絶好調の状態で、この試合を迎えることになる。右膝の負傷はすっかり、拭い去り、前節の国内リーグでも、なぜ、攻撃を率いるリーダーなのかを改めて証明した。試合終了3分前に彼が放った見事なヘディングが、ルチアーノ・スパレッティのチームにカリアリでの勝ち点をもたらしたのだ。

順位表: 26節にて、勝ち点54点でその内訳は、16勝6分4敗だ。 ナポリは現在、セリエAで3位であり、現在、首位のACミランと勝ち点2点差だ。

招集リスト

この試合に向けて、チャビ・エルナンデスは、21人もの選手をナポリ戦に招集した。テア・シュテーゲン、デスト、ピケ、アラウホ、セルヒオ、リキ・プッチ、デンベレ、アダマ、ブライスバイテ、ネト、ぺドリ、ルーク、ジョルディ・アルバ、フェラン、フレンキー･デ･ヨング、 ミンゲサ、エリック、オーバメヤン、ニコ、ガビ、アルナウ