FC バルセロナ - ボカジュニオルズ: PK戦に散る (1-1、 2-4)

FC バルセロナ - ボカジュニオルズ: PK戦に散る (1-1、 2-4)

マラドーナカップは、ジュングラの見事なゴールで先制したものの、後半追いつかれた後、PK戦で勝利を譲る結果に終わった

ディエゴ・アルマンド・マラドーナは、彼が在籍した歴史的な2チームが、彼の偲んで、リャド(サウジアラビア)で親善試合を行なったことに、満足していることだろう。マラドーナカップは、PK戦で結果を決めることになり、このタイトルは、ブラジルチームの手に渡ることになった。フェラン・ジュグラが後半の頭に決めたスーパーゴールにより、リードしたバルサが、タイトルにより近いように思われたが、そうはならなかった。この試合は、ダニ・アウベスのFCバルセロナでの再デビュー戦にもなった。

ハイレベルを見せたダニ・アウベス

マラドーナに捧げられたこの記念すべき一戦に、チャビは、ネト、ダニ・アウベス、エリック・ガルシア、ラングレ、バルデ、アルバロ・サンス、リキ・プッチ、デミール、デスト、ジュグラ、コウチーニョのスタメンで臨んだ。

リャドでの試合は、バルサが支配し、チャビの率いるチームは、2000日以上ぶりにバルサのユニフォームを身につけたダニ・アウベスの守るサイドからのプレーを展開した。コウチーニョを偽9番に、デストを左サイド、フェラン・ジュグラを右サイドに置き、バルサは最初の20分間、何度となく攻撃チャンスを手にした。

前半6分にエリック・ガルシアのパスを受けたリキ・プッチがゴール寸前もネットを揺らせず、バルサはチャンスを生み出しながら、ボカ・ジュオルズのゴールを攻め続けた。前半34分には、デストが左サイドから攻め上がり、シュートを放ったが、ボールはポストをかすった。続けて、コウチーニョ、ジュングラもチャンスを手にし、この日、主役となったダニ・アウベスも積極的に試合に参加したものの、前半は両者とも無得点のまま、ハーフタイムを迎えることになった。

ジュグラのスーパーゴール

後半から、ラングレ、デミールに変わって、ミンゲサ、アホマックがピッチに立った。後半5分、エリア外でボールを受けたジュングラが、ボールをコントロールし、右足を振り抜き、力強いシュートをゴールに突き刺した。前節、オサスナ戦でトップチームデビューを果たしたばかりのジュングラが、2試合目となるマラドーナ杯でトップチーム初得点をマークした。その後、ピッチに立ったばかりのアホマックが見事なドリブルを披露した後、追加点を決める寸前のチャンスを手にした。

その後、バルサは後半15分にアルバロ・サンスとエリック・ガルシアに変えて、マテウスとミカ・マルモルがピッチに入り、続けて、後半20分には、デストとコウチーニョに代わり、コマスとギジェムが入った。

セバージョスの追加点、そしてPK戦

その一方で、伝統あるブラジルのチームも、引き下がることなく、後半31分にセバージョスが同点弾をマークし、スコアは1-1になった。スコアは、そこから試合終了のホイッスルが鳴るまで変わることなく、両者はPK戦で試合を終えることになった。

PK戦でのボカジュニオルズは、無敵で、マルコス・ロホ、イスキエルドス、パボン、モリナスは、外さなかった。一方のバルサは、ダニ・アウベスとジュングラが決めたものの、マテウスとギジェム・ハイメが外したため、マラドーナ杯は、ボカジュニオルズの手に渉ことになった。

Força Barça
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