バルサ - アラベス : 堅守を崩せず
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セルジ・バルジュアンにとって、FCバルセロナ、トップチームを率いてのデビュー戦となったリーガ12節、カンプノウで行われたFCバルセロナーアラベス戦で、勝利を手にすることができなかった。メンフィスが先制点を決めるも、その直後に同点に追いつかれ、最後まで逆転を狙い、攻撃し続けたが、堅守を破れず、引き分けることになった(1-1)。
バルサのトップチームの暫定監督に任命されたセルジ・バルジュアンは、テア・シュテーゲンをゴールに、ミンゲサ、エリック、ピケ、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、ガビ、ニコ、デスト、メンフィス、クン・アグエロのスタメンで、アラベス戦に臨んだ。
試合を支配も、無得点の前半
何があっても、この試合には勝たなければならない。ピッチに立ったイレブンからは、試合開始から、そういった気迫が伝わってきた。ジョルディ・アルバとメンフィスがとりわけ、左サイドから次々と危険を生み出し、右のインサイドを担ったニコと共に、アクティブに攻めた。最初の明白なチャンスは、前半18分。メンフィスがCKから完璧なセンタリングを、エリック・ガルシアのヘッドに当てたが、エリックの放ったシュートは、シベラのセーブに合った。バルサは、執拗にアラベスのゴールを狙ったが、スコアは0-0のまま、3前半の時間は過ぎていった。
前半41分、ピッチで交代を訴えたクン・アグエロがベンチに退き、コウチーニョが代わりに入った。44分には、エリア外からメンフィスが放ったシュートが枠を捉え、シベラの手から溢れたが、ゴールネットには吸い込まれなかった。
バルサは、前半、明らかに試合全体及びポゼッションをコントロールしながら、ゴールを決めることができず、スコアレスドローでハーフタイムを迎えることになった。
メンフィスが先制点も、試合は振り出しに
後半は、メンフィスのゴールから始まった。最初のチャンスが訪れた後半4分、ジョルディ・アルバから正面でパスを受けたメンフィスは、今季、5得点目を突き刺し、バルサに先制点をもたらした。
しかし、その喜びは、続かなかった。その2分後にリオハが、アラベスに同点弾をもたらした。試合は、再び、振り出しに戻ることになった。
後半13分、ガビが個人プレーからエリア内に入り込み、メンフィスにパスを送った。メンフィスが再び、正面で受けてシュートを放つも、そのシュートはポストに弾けた。その直後にもメンフィスは再び、シュートを放ったが、シベラが失点を抑えた。
セルジ・バルジュアンは、状況を打開すべく、後半25分にダブルチェンジを行なった。ピケに変わってラングレが、ガビに変わってリキ・プッチがピッチに入った。後半35分には、さらにニコとミンゲサに代わり、バルデとアブデが入った。アブデにとっては、トップチームデビューとなった。しかし、状況は向上しなかった。後半38分には、エリア外からFKチャンスを得るも、コウチーニョの放ったシュートは、ゴールの上を超えていった。時間は非情にも過ぎていき、90分間が経過した時点でも、スコアは1-1のままだった。
アディショナルタイムが3分間、与えられたものの、ゴールは訪れなかった。バルサは、執拗にゴールを狙い続けたが、対戦相手の守備を崩すことができず、褒賞なく、勝ち点1を手にホームを去ることになった。
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