バルサ4-1 ウエスカ: 首位に向かって

日曜日にアトレティコ・デ・マドリードがヘタフェを前に引き分けた後、バルサにとってこの月曜日の試合は、首位との点差を縮める絶好のチャンスだった。ロナルド・クーマンの率いるチームは、このチャンスを逃すことなく、ウエスカを前にメッシ、グリーズマン、ミンゲサのゴールで、試合を制し、目標としていた勝ち点３を手にした。

主役はメッシ

今に始まったことではないが、試合が始まる前から、既にメッシがこの日の主役だった。今日、このウエスカ戦で、メッシは、シャビ・エルナンデスのクラブ史上最多出場記録と並んだのだ。2月のベストプレーヤーに選ばれ、試合前にトロフィーで賞されたメッシは、二重の賞賛を手に、試合をスタートした。

この記念すべき、歴史的な日を忘れられないものにするためのプレゼントすら、メッシは用意していた。そういつものように。前半13分、メッシが先制点をマークし、試合が始まったのだ。一生に一度という特別な日に決める特別なゴール。しかし、これで終わりではなかった。

メッシにとっては、 これで13シーズンで毎シーズン、20ゴールを連続で決めるという新たな記録でもあった。もちろん、リーガにおける記録だ。

グリーズマンの追加点

バルサの追加点は、左のコーナーからやってきた。前半34分、グリーズマンがエリア外からのスーパーゴールを叩き込んだのだ。グリーズマンは、これで今季、リーガで7得点目をマークし、また、このゴールで、リーガで150ゴール目に達成した二人目のフランス人選手（一人目はカリム・ベンゼマ）となった。

残念なPK

好調な前半を終えて、ハーフタイムを折り返す寸前に、PKの判定が下された。テア・シュテーゲンとのコンタクトがあったということで、ウエスカのゴールゲッター、ラファ・ミルがそれを沈めて、前半は2-1で終えることになった。

ミンゲサの初得点

しかし、後半が始まってすぐに状況は改善された。メッシの放ったセンタリングに、完璧なタイミングでミンゲサがヘッドを合わせた。そのヘディングシュートがゴールネットを揺らし、試合は3-1となり、バルサは試合のコントロールを取り戻した。

とはいえ、ラファ・ミルが両者の点差を縮めるチャンスを手にしたが、最終的にウエスカのゴールが再び、テア・シュテーゲンのゴールネットに突き刺さることはなかった。

試合が終了する寸前、再び、なぜ、メッシが世界一であり、このような記録を次々と樹立するのかを証明する出来事が起きた。わずかな隙をつき、メッシがこの日、二度目のゴールを突き刺した。勝ち点３は既にバルサの懐に入っていたが、メッシはダブルゴールを決めて、この記念すべき試合に彩りを添えた。