レアルソシエダ - バルサ: テア・シュテーゲンに導かれ、決勝へ (1-1、2-3)
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バルサは、日曜日にスペインスーパー杯をプレーすることになる。ロナルド・クーマンの率いるチームは、レアルソシエダー非常に互角の力をみせて戦ったーを延長戦からのPK戦を制して、決勝進出を決めた。PK戦では、5回中2回、テア・シュテーゲンがPKを止め、決定的な働きをして、バルサを決勝の舞台、セビージャへと導いた。バルサは14回目のスーパー杯に挑むが、決勝での対戦相手はレアル・マドリードーアスレティック・クラブの準決勝を勝ち抜いたチームとなる。
デ・ヨングの先制点
スーパー杯の準決勝という大事な試合に、ロナルド・クーマンは、チームのキャプテン、リオネル・メッシを試合前にベンチから外すという決断を余儀なくされた。その状況下、クーマンが選んだのは、テア・シュテーゲンをゴールマウスに、ミンゲサ、アラウホ、ラングレ、ジョルディ・アルバ、セルヒオ、フレンキー・デ・ヨング、ぺドリ、デンベレ、グリーズマン、ブライスバイテの11人だった。決勝を目指し、試合開始から、スピーディかつ激しいボールの奪い合いが続いた。レアルソシエダからの攻撃を冴えたセービングで、テア・シュテーゲンが、何度となく死守し、デンベレは、そのスピードで、レアルソシエダのディフェンスを翻弄するも、前半30分を超えても、スコアボードは変わらなかった。
ようやく、スコアが変わったのは、前半39分だった。ボールを受け取ったブライスバイテがキープし、左サイドのグリーズマンへパス。グリーズマンが左からあげたセンタリングに、応えたのは、フレンキー・デ・ヨングだった。ヘディングでゴールを押し込み、先制点を決めたバルサは、僅差リードでハーフタイムを迎えた。
レアルソシエダの同点弾
しかし、バルサのリードは長く続かなかった。後半5分、フレンキー・デ・ヨングの腕がエリア内でボールに触れ、ハンドと判定された。レアルソシエダに与えられたPKチャンスをオヤルサバルは、最大限に生かし、テア・シュテーゲンのゴールマウスにボールを沈めて、スコアを同点にし、試合は再び、振り出しに戻った。両者とも互角に競い合い、デンベレが追加点をマークできるチャンスを得たが、そのシュートはわずかにゴールマウスから外れた。
後半33分、クーマンは、この日、最初の交代を行ない、ブライスバイテに変えて、トリンコンを投入したが、結果は変わることなく、試合は延長戦へ持ち込まれた。
4年ぶりの延長戦
両者譲ることなく、延長戦が始まった。バルサにとって、 2016 年、セビージャを前に行なった国王杯決勝以来の延長戦となった。後半33分、クーマンは、この日、最初の交代を行ない、ブライスバイテに変えて、トリンコンを投入した後、延長戦でさらに、セルヒオとぺドリに変えて、ピャニッチとリキ・プッチをピッチに送った。また、114分には、ミンゲサに変わって、ジュニオル・フィルポがピッチに入るも、スコアボードは動かなかった。延長戦の前半、デンベレが再び、チャンスを得たものの、ゴールネットを揺らすことはできなかった。一方、延長戦の後半では、レアルソシエダが得点する寸前だったが、テア・シュテーゲンがゴールを守りきり、試合はPK戦へと持ち込まれた。
テア・シュテーゲンのセーブ、リキのゴール
レアルソシエダが、PKを先に蹴ることになったが、その前に立ちはだかったテア・シュテーゲンが最初のバウティスタのシュートを止めた。フレンキー・デ・ヨングのシュートはポストに弾けるも、再び、テア・シュテーゲンが、過去に一度もPKを外したことのないオヤルサバルのシュートをセーブし、チームを有利にした。デンベレとピャニッチがゴールを決め、ウイリアム・ホセのシュートは、ポストに当たった。
2-0と有利にしながらも、両者に2回のPKが残っていた。グリーズマンのシュートは外れたが、最後のPKを請け負ったリキ・プッチがトップチームでの公式初得点を決めて、バルサの決勝進出が決まった。テア・シュテーゲンに導かれ、バルサは日曜日にセビージャで決勝を戦うことになった。
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