プレビュー:アラベスーFCバルセロナ戦

目標は、勝利との再会だ。「リーガでの我々の現状を打破するために、勝ち点3を必要としている」前日記者会見で、ロナルド・クーマンは、そのように言い切った。チャンピオンズリーグとは、異なるリーガでの現実が目の前にある。

敵地でのユベントスとの対戦が行なわれた10月21日に、魅せるプレーで、快勝（0-2）を収めたバルサにとって、モチベーションは十分だ。再び、リーガでの勝利を目指す。バルサは、国内の高いで、2試合連敗を喫している。

対戦相手 

監督: パブロ・マチン 現在まで、リーガでバルサを制したことはない。ジローナ、セビージャの監督として、バルサを前に勝ち点3をあげられたことはかつてない。

最多得点プレーヤー: これといって、秀でたゴールスコアラーは、アラベスにはいない。ここまでリーガでゴールを決めているのは、エドガー・メンデス、ホセルー、ロドリゴ・エリー、ピナ、ボルハ・サインスだ。

順位: 勝ち点7点で15位

現況:この8節の前には、エルチェに負け、バジャドリードに勝ってきている。 

招集リスト: 欠場選手は、ペラ・ポンスのみ。

両者対戦データ

バルサとアラベスは、歴史を通して30回もの顔合わせをしている。その過去の対戦データは、バルサに有利なものであり、そのうち、20回、勝利を手にしている。両者の最後の対決があった昨季は、カンプノウで4-1、メンディソロッサで0-5とバルサが試合を制している。

一方、アラベスは、バルサを5回、負かしたことがあり、同じく5回、引き分けている。アラベスのバルサを前にした最後の勝利は、2016年9月10日まで遡る必要がある。

ペドリとアンスに注目 

ユベントスとの対戦 (0-2) で、カナリア出身の選手、ペドリは、引き続き、その才能を惜しみなく発揮し、マシア出身選手は、新たなゴールに貢献した。それが、今回のアラベスーバルサ戦でも、再び、注目となっている。また、この土曜日、10月31日は、バルサの22番が、成人となる18歳の誕生日を迎える日でもある。この特別な日に、今季、4点をマークし、最多得点を決めているアンス・ファティが、再び、記録を更新できるかに期待がかかる。

招集リスト 

ビトリアへの遠征にクーマンが選んだ21人の招集リストは、週中のチャンピオンズリーグで処分欠場だったジェラルド・ピケを含めて下記の通り：デスト、ピケ、セルヒオ、アレニャ、グリーズマン、ピニャッチ、ブライスバイテ、メッシ、デンベレ、ネト、ラングレ、ペドリ、トリンコン、ジョルディ・アルバ、セルジ・ロベルト、フレンキー・デ・ヨング、アンス・ファティ、ジュニオル、イニャキ・ペニャ 、コンラッド、アルナウ・テナス  負傷欠場は、テア・シュテーゲン、コウチーニョ、ユムティティ。技術判断による欠場は、リキ・プッチとマテウス。