FC バルセロナ - ナポリ: リスボンがバルサを待っている (3-1)
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カンプノウで行われた16強第2レグで、FCバルセロナは、ラングレ、メッシ、ルイス・スアレスのゴールで、ナポリを3-1(合計4-2)で制し、堂々とベスト8進出を決め、リスボン行きのチケットを手にした。前半に決めたゴールで、進出が殆ど決まったこともあり、後半は無得点に終わった。
無観客のカンプノウに、チャンピオンズリーグのテーマソングが響き、何日も前から決めていた、とキケ・セティエン監督が話していたスタメンメンバーが、ピッチに立った。テア・シュテーゲン、セメド、ピケ、ラングレ、アルバ、セルジ・ロベルト、フレンキー・デ・ヨング、ラキティッチ、グリーズマン、ルイス・スアレス、レオ・メッシが、ナポリを前に、165日ぶりにチャンピオンズリーグの舞台に飛び出した。
最初にチャンスを手にしたのは、ナポリの方だった。前半2分にメルテンスが放ったシュートは、ポストに弾け、ネットを揺らさなかった。前半10分、先制点を決めたのは、チャンピオンズリーグで初得点となったラングレだった。ラキティッチが放ったコーナーキックに合わせて飛び込んだラングレが、ヘディングシュートをオスピナのゴールに突き刺した。
メッシとスアレスの手綱でリード
先制点により、より快適にプレーできるようになったホームチームだったが、追加点が決まるまでは、落ち着きは訪れなかった。その得点をもたらしたのは、バルサの10番、アルゼンチン人クラックだった。メッシのブランドとも言える、戦う姿勢を全面に出し、コンスタントに、犠牲心を忘れることなく展開したそのプレーが、2点目を生み出した。前半22分に決めたこのゴールで、メッシは、チャンピオンズリーグにおける35もの異なったクラブチームに得点を決め、欧州大会史上、前代未聞の記録を生み出した。
前半30分に再び、ゴールをマークしたメッシだったが、このゴールは、VARにより、ハンドと判定され、取り消された。だが、バルサはあきらめることなく、オスピナのゴールを狙い続けた。メッシの執拗な攻撃が3点目を生み出した。エリア内でカリドゥ・クリバリのファウルをせざるを得ない状況を生み出し、その結果、バルサは、PKを与えられたが、PKはメッシの代わりにルイス・スアレスが沈めた。それでも、ナポリは、1点を返す時間を見つけ出し、PKを生かし、インシーニェがテア・シュテーゲンのネットを揺らし、スコアを3-1にして、ハーフタイムを迎えた。
無得点の後半、モンチュのデビュー
後半も、両チームとも、ゴールを求めたものの、スコアは、広がらず、幸運は訪れなかった。後半の最初の方では、ナポリにより多くチャンスを手にしたものの、時間がたつとともに、その勢いは衰えていった。キケ・セティエンの率いるチームは、交代なく、試合を↑高していたが、84分に、最初の交代が行われ、バルサBの選手、モンチュが、グリーズマンと交代して入り、デビューを飾った。ナポリが試合終了5分前に、シュートを放ったが、テア・シュテーゲンは、それ以上の失点を許すことはなかった。最終的にスコアは、3-1に終わり、合計4-2で、バルサが進出を決めることになった。ベスト8からは、舞台をリスボンに写し、試合が行われる。バルサの対戦相手は、チェルシーを破ったバイエルン・ミュンヘンだ。
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