バイエルン・ミュンヘン、バルサの次のライバル
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ナポリを制したあと、FCバルセロナの次なるチャンピオンズリーグでのライバルは、バイエルン・ミュンヘンだ。ドイツのチャンピオンは、チェルシーを16強で、楽々と下し、また、ブンデスリーガでは、13連勝し、昨年の12月から負け知らずという絶好調の状態で、対戦する。次戦は、14日21時キックオフだ。
フリック、ターニングポイント
現在、絶好調のドイツのチームは、その理由に、数々の名前をあげることができるが、まず、最初にあがる名前は、間違いなく監督だろう:ハンス・ディーター=フリック。この元選手がフランクフルトを前に5-1で負けたチームが、ニコ・コバッチを解任し、その結果、11月の始めに、チームの手綱を握ってから、チームに笑顔が耐えることはない。ベンチをフリックが率いる時、ブンデスリーガでは、ほぼ完璧な成績を誇っている。21勝1分たった2敗であり、負けたのは、両方とも 2019年だ。
Hans-Dieter Flick.
さらに、バイエルン・レバークーゼンを決勝で下して、ドイツカップチャンピオンも手にしており、チャンピオンズリーグでは、スタンフォードブリッジで、チェルシーを0-3で下し、第一レグで殆ど進出を決めた。ヨーロッパ全体で3冠を狙える可能性を残しているのは、PSG とバイエルンのみだ。
経験と若さのコンビネーション
しかし、バイエルンの素晴らしいパフォーマンスは、監督のみのメリットではない。最終的に、チロ・インモビーレ(36)が獲得したゴールデンシューまで後2得点(34ゴール)と迫っていたロベルト・レバンドフスキーのような選手自身が精彩を放った。また、フリックのもと、トマス・ミュラーは、最高の状態を取り戻し、ブンデスリーガで21のアシストを決める新記録を生み出している。
Robert Lewandowski.
レバンドフスキーとミュラー以外にも、チームには、世界中に名前が知られているボーテング、ハビ・マルティネス、ペリシッチやドイツ代表でテア・シュテーゲンとしのぎを削っているノイアーなどがいる。
チームは、ノウハウを知っているベテラン勢と怖いもの知らずの若い才能が入り混じって構成されている。例えば、サイドバックのベンジャマン・パバール、アルフォンソ・デイビス、ポリバレンス性に優れるヨシュア・キミシュ、攻撃のレオン・ゴレッカ、セルジュ・ニャブリ、キングスレイ・コマンなどがいる。
旧知のティアゴとコーチーニョ
バイエルンには、バルサには、紹介する必要のない選手が二人いる。鍵の一人となり、居場所を作ったマシア育ちで、バイエルンに2013年に移籍したティアゴ・アルカンタラ、そして、2018年にリバプールからバルサにやってきてレンタル中のフィリペ・コウチーニョだ。
成功に次ぐ成功
バイエルンの成功は、今、始まったことではない。リーグ優勝30回、ドイツカップ20回、チャンピオンズリーグ5回の優勝杯が、クラブの棚には治っている。だが、8回、連続でブンデスリーガを制覇したことはなかった。つまり、ドイツサッカーの偉大な支配者であるということだ。とはいえ、かなり、互角だった時期ーとりわけ、フリックが来る前の今季の最初ーもあったが、それは、ボルシア・ドルトムンドとライプツィヒの良いパフォーマンスによるものだった。
あらゆる好みに応じる過去の対戦成績
リスボンは、チャンピオンズリーグの歴史的な試合を体験することになる。バイエルンとバルサが過去に3回、欧州大会で対戦した時は、その両者のどちらかが、最後に優勝杯を持ち上げたのだ。 2015年には、ルイス・エンリケのバルサが準決勝でグアルディオラのバイエルンを制し、その逆にドイツのクラブチームは、2013年にバルサを敗退させている。2009年にも同じことが起きており、その時は、グアルディオラが率いるバルサが、ベスト8で、バイエルンを制して進出を決めている。
Iniesta and Lahm.
よって、この試合には、最高の夜を期待するのに必要なあらゆる要素が詰まっているのだ。両チームに揃うクラック、両チームのライバル争い、その裏にある数々の歴史。果たして準決勝にたどりつくのは、どっちのチームになるだろうか。
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