プレビュー - 目標は無敗進出

チャンピオンズリーグが戻ってくる。今回は、グループリーグの最終節となる。バルサは、ミラノに遠征し、インテル・ミランと対戦する。バルサは、ボルシア・ドルトムンドを3-1で負かした後、勝ち点11を手にして、16強の首位進出を決めたバルサは、13年間連続で、首位通過を果たしている。一方のインテルとドルトムンドは、勝ち点7で並んでいるため、インテルは、バルサとの結果次第で、進出が決まることになる。

対戦相手 

アントニオ・コンテがインテルのベンチにやってきてから、チームはがらりと改革され、勝ち点38点で、最近、8年間連続して優勝しているユベントスと2点差で、セリエAの首位だ。インテルは、リーグ戦での15試合中、たった2回しか、引き分けていなく、負けたのは1試合のみだ。チャンピオンズリーグでは、2試合連続ドローで、ボルシア・ドルトムンドと勝ち点7で並んでいるが、ゴールアベレージでは、上にいる。ホームでは、チャンピオンズリーグで、負け知らずであり、スラビア・プラハと1-1、ボルシアと 2-0と勝ち点をあげている。とはいえ、この数字は、ルカクとラウタロ・マルティネスなしでは理解できない。マンチェスターユナイテッドから夏の移籍市場にやってきた選手は、11得点（国内リーグで10、チャンピオンズで1）を決めており、アルゼンチン人選手は、13得点を決めている（国内リーグで8、チャンピオンズで5）。 

過去の対戦データ

両者の間の対戦は、10回目となる。過去の内訳は、バルサの5勝3分1敗のみだ。最後に両者が対戦したのは、今季のグループリーグ2節であり、エルネスト・バルベルデの率いるチームは、ラウタロ・マルティネスが決めた先制点をルイス・スアレスのダブルゴールで、逆転勝利を手にしたのだった

注目データ

• バルサは、チャンピオンズリーグのアウェー戦で、2015以来、初めて、2試合連続勝利達成の可能性を手にしている。
• マジョルカでのハットトリックを決めた後、今回、監督判断で招集外となったメッシ は、イタリアのチームを前にゴールを決めたことはない。一方、やはり、ピケ（招集外）とスアレスは、2度、得点している。
• アントニオ・コンテは、バルサと対戦した過去の3回の試合で、一度も勝利をあげたことはなく、その内訳は、2敗1分だ。インテルを率いて、2-1でカンプノウで負けを喫した他、チェルシーを率いていた2017/18年に、グループリーグで、2度、対戦している (1-1 、 3-0)。

• インテルのイニシアティブを支援するために、キャプテン腕章には、 "Buu Brothers Universally United - #NoToDiscrimination" と刻まれる。これは、差別を撲滅するための行動だ。

エルネスト・バルベルデの招集リスト

チャンピオンズリーグのグループリーグ最終節に試合に向けて、バルベルデが招集したメンバーは、下記の通り：テア・シュテーゲン、ラキティッチ、セルヒオ、トディボ、スアレス、ネト、ラングレ、ワゲ、グリーズマン、アレニャ、フレンキー・デ・ヨング、ビダル、ユムティティ、ジュニオル、イニャキ・ペニャ 、カルラス・ペレス、リキ・プッチ、アンス・ファティ、アラウホ、モレル。セメド、アルトゥール、デンベレ、ジョルディ・アルバが負傷欠場。ピケ、メッシ、セルジ・ロベルトは、監督判断により、招集外となる。