総会でナイキとの合意が批准

FC バルセロナの特別臨時総会が今朝開かれ、出席した会員代表により、アメリカのスポーツウェア会社、ナイキとの合意が、賛成票 419 、反対票27、白票22票の結果、批准された。

総会はオンラインで行われ、 Auditori 1899内に設置された席で午前11時に二度目の招集が行われ、その時点で390人の代表が認められた。11時50分には 634人、 12時27分には 673人が認められた。また、投票の前にオンラインで代表者からの質問や要望を受け付ける時間が設けられた。

フェラン・オリベが合意の詳細を説明

会長の報告を受けて、FCバルセロナ理事会の会計責任者であるフェラン・オリベ氏が、同氏いわく「愛の歴史」と定義したクラブとナイキ間とのこれまでの関係及びアメリカ企業、ナイキとの新たな契約について詳細を説明した。オリベ氏は、2021年にジョアン・ラポルタの理事会がナイキがバルサブランドを十分に評価していないと理解したと説明し、そこからアメリカ企業との契約を再び、やり直す意志が生まれ、最終的に会計責任者として「バルサがナイキを必要とするように、ナイキもバルサを必要としている平等な契約」と考えられるものに辿り着いたと話した。

フェラン・オリベはクラブとスポーツブランドの新たな関係モデルについても説明した、「これはバルサのブランドとスポンサーシップ資産の評価に基づいており、BLM のビジネスの発展を加速することになる。 「れにより、契約期間の 14 年間、経済計算式により以前の契約の対価を 2 倍にすることが可能になる」と語った。また、さらに、FCバルセロナが新契約から得られる経済的改善についても明らかにした。これには、契約時のボーナス、スポンサーシップの年間額の増額、タイトルボーナス、スポーツパフォーマンスがそぐわなかった場合の罰金の撤廃、有効期間中の合意の再評価などが含まれる。会計責任者は、最後にバルサが子会社のBLMを通して、世界中の小売および電子商取引の運営を管理しながら、バルサブランドを使い、独自の商品ラインを開発することができることを強調した。