男女共にトップチームがプレーするクラブ史上、二度目のジョアン・ガンペルトロフィーの日時と対戦相手が決まった。 チャビ・エルナンデスの率いるチームは、8月7日(日)20時に Spotify カンプノウにて、プーマスの名称で知られているクラブ・ウニベルシダ・ナシオナル・デ・メヒコと対戦する。一方、ジョナタン・ヒラルデスの率いるチームは、その数日後、8月23日20時から、ヨハンクライフスタジアムにて、モンペリエ・エロー・スポール・クリュと対戦する。
創設者の名前が冠され、今年、57回目を迎えるジョアン・ガンペル杯が行われる同じ週に、バルサの両チームが同じ対戦相手と戦うというスケジュールは、叶わなかった。
バルサは、ASローマを前に男女とも同日に行われるジョアン・ガンペル杯で同じ対戦相手と戦う予定だったが、それが叶わなくなったため、対戦相手、日時共に変更されることになった。それにより、ジョナタン・ヒラルデスの率いるチームば、ユーロに参戦する選手の参加も可能になる。また、バルサ女子の公式発表も試合前に行われる。
プーマス、ウゴ・サンチェスの古巣
1954年に創設されたクラブ・ウニベルシダ・ナシオナル・デ・メヒコ(UNAM) は、メキシコリーグでその座を築いており(1962年に昇格してから、連続でトップカテゴリーに在籍)、メキシコサッカーで最も優秀な育成を手にしていることでも知られており、実際、下部組織から多くの選手を輩出している。
その中でも、目を引き、有名なのは、監督も担い、2004年のアペルトゥーラ、クラウスラ共に制覇したウゴ・サンチェスだ。また、サンティアゴ・ベルナベウトロフィーも獲得している。ロス・プーマスは、7回リーグ優勝を手にし、 CONCACAFでも3回優勝しているが、 2011年のアペルトゥーラ以来、タイトルを手にしていない。
メキシコのチームは、5月末からプレシーズンを始め、7月3日には大会の初戦を行なっている。その初戦は、チョロス・デ・ティフアナと対戦しており、ドロー (1-1)発進となっている。また、キャプテンのアルフレド・タラベラ、アラン・モソ といったベテラン選手のほかに、今季は、歴史の栄光を取り戻すために、グスタボ・デル・プレテ、エドゥアルド・トロ・サルビオといった選手を補強している。
一方、バルサ女子の対戦相手となるモンペリエは、ヤニック・シャンディウォーが率いており、昨年のフランスリーグでは5位に終わっている。ドイツ人FWのレナ・ピーターマン、フランス人選手のファウスティン・ローベル、スロバキア人MFのドミニカ・ショコヤナコバなどが在籍している。