バルサの頭から足の先までレジェンドのチャビ・エルナンデス (1980/01/25 タラサ生)が、FCバルセロナの監督になったのは、2021年の秋からであり、ロナルド・クーマンの後を引き継ぐ形となった。それまで、カタールのアル・サアドで監督としてチームを率いて、1年半の間に７つの優勝杯を持ち上げてから、彼の一生を注いできたクラブに戻ってきた。
2024 年5月24日、2年半トップチームを率いた後、 2024/25年のシーズンの終わりにクラブを去ることが発表された。
選手として...
チャビは、バルサ史上最多出場数である767試合に参戦して、バルサを去った。手にした優勝杯の数は 25であり、その内訳はリーガ8、チャンピオンズリーグ4、国王杯3、クラブW杯 2、欧州スペインスーパー杯2、スペインスーパー杯 6 だ。
彼がクラブに所属したのは、 U12 レベルからであり、実に 24 年間、在籍し、彼は唯一独自のプレースタイルを学び、完成させた。
彼はチームのブレインであり、他に比類を見ないプレーメーカーであり、試合をごく自然に理解する力があり、ピンポイントのパスやタフなフィジカルの対戦相手に競り負けない、異才なテクニックに長けた選手だった。また、チャビは、中盤を支配し、そこでも精彩を放った。
トップチームデビューを果たしたのは、 1998年であり、ルイス・ヴァンハール の指揮下、17歳でピッチに立った。その後、フランク・ライハールト (2003) の指揮下、頭角をあらわし、2008年からペップ・グアルディオラのもとでその素晴らしい才能が光った。カルラス・プジョルが引退した後は、第一キャプテンとしてプレーしていた。
2014/15 年がバルサでの最後の年となった。盛大な見送りを受けて、彼はカタールに旅立ち、アルーサアドで4年間プレーし、 2019 年にシューズを脱いだが、そこから引き続き、監督として勤め始めた。
