セルヒオ「鍵となる瞬間をより生かせた方が勝利を手にするだろう」

ベルナベウで行われるスペインスーパー杯第二戦を前に、セルヒオとバルベルデが前日記者会見を行なった。

セルヒオ は、「鍵となる瞬間をより生かせた方が勝利を手にするだろう」とコメントした。すでに過去のものとした第一戦については、「いくつかのミスとマドリードが決定機を生かせたこと」が試合を決めたと分析した。また、「スペースを与えてカウンターさせたら、ほぼ止めることはできない」と宿敵について話しし、それでも第一戦は、0-1の時点でど横転にするチャンスがあったが「スコアを変えることができず、その後、頭を切り替えることができなかった」と悔いた。

また、毎年、「多くの選手、それもクオリティの高い選手が来れば、その方が良い」と競争力のあるチーム作りに前向きな姿勢をみせた。

一方で、バルサの監督、エルネスト・バルベルデは、スーパー杯第2レグについて、「不可能なことはない」と強調した。「私たちは、敵地に試合を勝ちに行き、タイトルを持って帰ってくるという考えで行く。あきらめていかない。難しいのは承知の上だが、我々には可能性があるし、それに賭けに行く」と付け加えた。 

また、バルベルデは「ゴールを決めるためのチャンスを生み出さなければならない。相手との差があるというデメリットはあるが、私たちは前に向かっていき、同時に相手のカウンターをコントロールしなければならない。彼らはカウンターを得意としているからだ」と警戒し、「私たちは試合の最中、良いプレーをしたが、最後に前にいかなければならないと必死になるあまり、それに少し、気を取られ、そこで試合のバランスを崩されてしまった」と前回の試合を分析した。

最後にバルベルデは、大事なのは、チームをコンパクトにまとめることだと話し、「もし、試合が壊れてしまったら、彼らはスペースをうまく使ってくるだろう。私たちは、攻守ともにラインを狭くまとめ、チーム全体で攻撃も守備も行なう」とコメントした。