セルタ・デ・ビゴ – FC バルセロナ: 40試合連続無敗記録で首位キープ (2-2)
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スタメン一新、デンベレ初ゴール
週末に国王杯決勝を控えたセルタとのアウェー戦で、エルネスト・バルベルデは、スタメンを一新して臨んだ。この試合で、テア・シュテーゲンは初めてキャプテンを務め、デンベレ、コウチーニョ、デニス・スアレス、パコ・アルカセルなどが、ベンチに座ったメッシやスアレスに変わり、攻撃を担った。前半10分、マキシと1対1になったテア・シュテーゲンは、そのシュートをクリアし、セルタの最初のチャンスを排した。
前半24分、パウリーニョのシュートがポストに弾けるチャンスなどもありながら、最初の30分間は、セルタが5回、バルサが6回と、それぞれのゴールを攻め続け、スコアレスドローの状態が続いた。33分には、再び、テア・シュテーゲンがブライス・メンデスのシュートを弾き、ゴールを守った。待望の先制点は、その直後、前半36分に訪れた。パコ・アルカセルのアシストを受けて、デンベレが先制点をマーク。デンベレにとっては、バルサに移籍してきてからの初ゴールとなった。しかし、この僅差リードが維持できたのは、わずかな間だった。アンドレ・ゴメスのパスミスを利用し、前半45分、ジョニーが同点弾を決め、スコアは振り出しに戻り、ハーフタイムを迎えた。
メッシ効果、セルジ・ロベルトの退場
後半15分、バルベルデ監督は、ダブルチェンジを行ない、コウチーニョとアンドレ・ゴメスに替えて、レオ・メッシとセルジ・ロベルトを投入した。この二人が、異なった形で後半の主役となった。メッシがピッチに立つやいなや、バルサの10番を中心にボールは、回りだした。5分もたたずして、バルサに決定的な攻撃のチャンスが訪れた。パウリーニョのシュートを、最終的にパコ・アルカセルが、セルヒオ・アルバレスのゴールにボールを押し込み、1-2とバルサがリードをとった。メッシ効果なのは、明らかだった。
しかし、後半26分、状況が変わった。執拗にゴールを狙うイアゴ・アスパスにセルジ・ロベルトがファウルを犯し、レッドカードを受けて退場へ。バルサは、残りの約20分間を10人で守ることになった。イアゴ・アスパスは、与えられたPKチャンスを生かせなかったが、後半37分、リベンジを果たすべく、同点弾をマーク。ゴールはハンドでマークしたものだったが、誰も気づくものはいなかった。バルサは、最後までドローのスコアを守りきり、勝ち点をあげることはできなかったものの、リーガでの無敗連続記録を40に伸ばし、首位をキープしてバライドスを去ることになった。
次の試合は、今週末に行われるセビージャFCを前にした国王杯決勝となる。
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