ラス・パルマス– FCバルセロナ: 戦いは続く (1-4)

FCバルセロナは、あきらめることはない。現在、自分たち次第ではないとわかっているが、だが、可能性にかけて最後までその努力を続けている。今週は、グラン・カナリアスタジアムにて、ラス・パルマスを前に試合を制した(1-4)。この試合は、前半３０分のうちの２分間ーネイマールJrとスアレスの２ゴールーで流れが作られ、後半、さらにブラジル人クラックが決めたゴールで、片がつく結果となった。リーグタイトル優勝の可能性が残っている限り、バルサは戦い続けていく。

とはいえ、ラス・パルマスも容易に試合に勝たせてくれることはなかった。バルサはほぼ全試合をコントロールしていたものの、ホームチームの攻撃的なスタイルは、ルイス・エンリケのチームをやりにくい状態に追い込んだ。とりわけ、試合の最初と後半が始まった直後は、苦しめられることになった。

先制点は、今日、アップの最中に右ハムストリングに違和感を感じたマスチェラーノに変わって、デビューを果たしたマルロンのプレーから生まれた。センターでボールを取り返すと、ブスケッツとイニエスタが、カウンターアタックを生み出すのを請け負った。ルイス・スアレスがセンタリングを送り、ネイマールがそれを突き刺した (1-0, 25分)。2得点目は続けて訪れた。今度は逆にネイマールがアシストを送り、ルイス・スアレスがゴールに押し込んだ。ハーフタイム前 (2-0, 27分)に点差を広げて、バルサは試合を折り返した。 

ネイマールのハットトリック

キケ・セティエンのチームは、相変わらず、相手のゴールを求め続けた。実際、テア・シュテーゲンが後半15分にヘセの放ったシュートをセーブし、チームを救った。だが、ボーテングのセンタリングから、ペドロ・ビガスがゴールを決めて、ラス・パルマスに１点を返したのが、後半18分だった。

しかし、相手に得点されたことが、再び、バルサの選手に火をつけた。とりわけ、この日の主役となったネイマールは、それから、10 分間も待たずして、ハットトリックを決めた。今期、最初のネイマールJrのハットトリックだった。後半最初のゴールは、ラキティッチのセンタリングを受けて、ヘディングで押し込み (1-3, 後半22分).、その次はジョルディ・アルバののアシストを受けて、再び、バラスのゴールを破ったのだった (1-4, 後半26分).

これが最終スコアとなり、バルサは再び、勝ち点３を手に入れた。レアルマドリードが水曜日に延長されているセルタとの試合を行うが、それで黒星を喫すれば、最終節にカンプノウで迎え撃つエイバルを前に優勝を決める可能性がある。もし、セルタを前にかつか、同点で終わった場合は、マドリードがマラガを前に負けるのを待たなければならない状況にある。