高い代償
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FCバルセロナは、ロサレダにて勝ち点を落とし(2-0)、リーグ優勝に向けて、一歩後退することになった。
首位のレアルマドリードがマドリードダービーで、ホームにて引き分けたという結果を知った状態で、バルサは、ロサレダでのマラガ戦に臨んだ。累積欠場のラキティッチとピケの代わりにマテューとカルボネルが招集され、そのマテューがマスチェラーノと共にスタメンをはった。前線に欧州最強のトリデンテ、メッシ、スアレス、ネイマールのトリオを置き、ルイス・エンリケは、セルヒオ、アンドレ・ゴメス、デニス・スアレスの3人に中盤を任せた。
鉄壁のカメニ、マラガの先制点
前半15分、ルイス・スアレスがシュートチャンスも、マラガのGKカメニのセーブにあい、先制点にならなかった。その後もルイス・スアレスがチャンスを手にしたが、カメニの壁を破ることができなかった。前半30 分にはレオ・メッシのアシストからアンドレ・ゴメスがゴール前でボールを持ったものの、シュートの形にすることはできなかった。そして32分、マラガの先制点を決めたのは、見知った顔だった。マラガの最多得点王、バルサユースで育ったサンドロが今季、9ゴール目を決め、マラガに先制点をもたらした。バルサはマラガに僅差リードを許したまま、前半を終えた。
ネイマールの退場、高い代償
前日記者会見で、「リーグ優勝は、マラガを通る」と話したように、バルサにとっては、リーグ優勝に向けて大きな一歩となる大事な試合で、ルイス・エンリケは後半、デニス・スアレスとマテューをベンチに座らせ、キャプテン、アンドレス・イニエスタとセルジ・ロベルトをピッチに送った。
スコアは変わることなく、後半15分にルイス・エンリケは、アンドレ・ゴメスに変えて、パコ・アルカセルを投入し、更に攻撃的布陣で攻めるべく試みたが、その5分後、ネイマールが二枚目のイエローカードを受け、バルサは数的不利な状況に追い込まれた。バルサはあらゆる攻撃を試みた。後半34分には、エリア内に走り込んだセルジ・ロベルトへマラガがファウルを犯したものの、主審はPKと判定することはなかった。バルサは、最後まで諦めることがなかった。後半44分には、セルジ・ロベルトが最高のシュートチャンスを得たが、カメニが失点を阻んだ。その直後、ジョニーがマラガに追加点をマークし、点差を広げられ、2-0で試合は終わった。
バルサは、最後まであきらめずに戦ったが、リーグ戦首位を奪回するための絶好の機会をロサレダで失った。バルサは高い代償を払うことになったが、バルサに落ち込む時間はない。火曜日には、トゥリンでのチャンピオンズリーグベスト8第一戦が待ち受けている。
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