FC バルセロナ - エルクレス : 今年最後のリサイタル
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バルサが昨季の国王杯チャンピオンの余裕をみせて、今年最後の試合でゴールリサイタルをみせた。カンプノウにて行なわれた、エルクレスを7-0で制すると、国王杯16強進出を手にした。
昨季の国王杯チャンピオンは、第一レグを敵地で1-1と引き分けたものの、ホームでは、国王杯覇者の強さをみせつけた。
既にメッシ、ネイマール、スアレス、ピケは、クリスマス休暇に入っているため、ルイス・エンリケは、通常のトリデンテに変えて、アルダ、アルカセル、デニスをトップに置き、ラキティッチ、ラフィーニャ、アンドレ・ゴメスを中盤に起用する形で、超ディフェンシブなエルクレスの試合に臨んだ。
前日記者会見で、「こういった超ディフェンシブなチームを前にした時のプレーをバルサはあらゆる点において、向上しなければならない」とルイス・エンリケが予測していた通り、エルクレスは、6人から5人のディフェンダーが常に守るシステムで臨んだ。
13人目のストライカー、そしてリサイタル
その壁を破るまでは、苦労させられたバルサだが、前半35分、ルカ・ディニュが、先日のアルバに続き、バルサとの初得点を決め、チーム内13人目のストライカーとなった。前半37分にディニュが決めた先制点に続き、前半を終える前に、ラキティッチがPKを沈め、前半を2-0にして、後半を迎えた。
後半5分、再び、ラフィーニャが追加点をマーク、その5分後の後半10分にアルダ・トゥランが4点目を決めた。
疲れの出て来たエルクレスは、バルサのトップチームの選手の個人技の前に、屈し始めた。フィジカルの差は、両者において明白だった。
更に後半26分、この日、2得点を決めたラフィーニャのアシストを受けたパコ・アルカセルがヘディングでパスを受けると、打ち付けるようにゴールネットに押し込んだ。
既に16強進出は決まったも同然だったが、試合はまだ、20分以上、残っていた。そして、その20分の間に、アルダ・トゥランが2得点を追加し、この国王杯でハットトリックを決めると、最終スコアを7-0にして、試合は終わった。
寒さにも耐えて、スタンドに足を運んだ64.025 人は、その甲斐あって、トリデンテ抜きでも、ゴールリサイタルを最後の瞬間まで楽しんだ。
選手は、明日から、クリスマス休暇に入り、次の練習は、30日の午後6時の練習、次の試合は、年明けの1月8日(アウェー、ビジャレアル戦)となる。
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