デンベレゴールが導いた逆転 (3-0)
カンプノウで行われた国王杯16強第二レグ、FCバルセロナ対レバンテ戦は、この日、2得点を決めて、主役となったウスマン・デンベレのゴールと、クバラと国王杯のゴール数でタイに並んだレオ・メッシの新たな記録ゴールに導かれ、堂々と3-0の勝利を収め、バルサがベスト8進出を果たすことになった。
シウダ・デ・バレンシアで、2-1の結果を手に、迎えることになったカンプノウでの第二レグで、バルサは進出するために、勝利が必須な状況だった。前半14分には、メッシが放ったシュートがアイトル・フェルナンデスのゴール枠をとらえたものの、レバンテのGKの掌中に収まり、24分には、ビダルがシュートチャンスも、得点につながらず、スコアレスドローの状態が続いた。
デンベレ、2分間で2得点
状況が一転したのは、前半31分だった。デンベレが待左足を振り切って、望の先制点を突き刺したが、それだけでは飽き足らず、メッシのアシストを受けて、追加点をマーク。電光石火のごとく、2分間で2得点をマークし、バルサの全体のスコアを3-2と有利なものに変えた。
前半、2-0のスコアで、バルサは、ハーフタイムを迎えた。後半に入り、コウチーニョがスコアを広げる可能性があったが、後半5分にゴールに吸い込まれたコウチーニョのシュートは、オフサイド判定で無効となった。
そこに再び、バルサのキャプテンが現れた。前半9分、セメドのアシストを受けたメッシは、バルサに追加点をマーク。メッシにとって、今シーズンの国王杯初ゴールとなったこの得点は、メッシが国王杯で決めた49ゴール目であり、これで、バルサの伝説的FWクバラがこの大会で決めた数字と並ぶことになった。レオ・メッシは、クバラと並んで、バルサ史上における国王杯最多ゴールランキングの2位に浮上することになった。
後半、バルベルデ監督は、18分に、コウチーニョに変えて、ルイス・スアレスを、31分には、デンベレに変えてデニス・スアレスをピッチに送った。
デンベレは、交代前にハットトリックをマークする寸前だったが、わずかにゴール枠をとらえることができなかった。コウチーニョ、デンベレとも、カンプノウのスタンドからは大きな拍手に送られて、ピッチを去ることになった。試合はデンベレとメッシのゴールで、3-0(4-2)とバルサがベスト8進出へ導く逆転勝利を手にすることになった。
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