ラヨ・バジェカーノ-FCバルセロナ:スアレスが首位チームに逆転勝利をプレゼント(2−3)
土壇場でもぎ取った勝利–。ロス・クレスはデンベレ(87分)とルイス・スアレス(91分)が連続ゴール、最後の最後でラヨ・バジェカーノを破った(2−3)。FCバルセロナは勝ち点3を獲得し、順位表の最高位を維持、さらにドブレテを達成したスアレスは通算9ゴールでピチチレースの単独トップに躍り出た。
序盤アスルグラナの支配
キックオフからバルサが試合をコントロールした。高いボールポゼッションによりバジェカスのピッチで快適にプレーを続けた。そしてバルベルデ監督のチームはすぐに相手との優位性をスコアに反映させる。左サイドで抜け出たジョルディ・アルバがエンドラインまでボールを持ち込みラストパス、ルイス・スアレスが相手ゴールネットを揺らした(0−1、11分)。このゴールによりバルセロナは最初の30分間さらにコントロールを強めた。しかしラヨはここから反撃を開始した。
ルイス・スアレスはリーガ9得点とし、得点王レースで単独トップに
ホームチームはまずポソがトレホ、デ・トマスとのコンビネーションから最初のチャンスを迎えた(30分)が、シュートはゴールポストをわずかに捉えなかった。5分後そのホセ・ポソが同点とする(1−1、35分)。ゴール正面からゴールポストギリギリに鮮やかなシュートを決めた。ロス・クレスはスアレスのシュートで反撃するも、狙いすましたシュートはゴールポストに直撃(41分)、1−1のままハーフタイムを迎えた。
後半は、前半終了前の流れが続く展開に。ラヨは積極的に攻撃を仕掛け、得点を狙う。右サイド、エンバルバのクロスにデ・トマスがシュート、ポストに当たったこぼれ球をアルバロが押し込み逆転した(2−1、57分)。バルベルデ監督は悪い流れを変えようとデンベレ、ムニル、アルトゥーロ・ビダルを次々に投入した。
バルサのリアクション
ルイス・スアレスがまず反撃のシュートを放ち(80分)、続いてヘディングでも得点を狙った(85分)。しかし同点に追いついたのはデンベレ(87分)。攻め上がっていたピケからパスを受け、逆サイドのゴールネットを揺さぶった(2−2)。勝ち点を分け合う展開が濃厚なままロスタイムに入ったが、ルイス・スアレスがセルジ・ロベルトの絶妙クロスに合わせて勝ち越しゴールを挙げ、勝ち点3の奪取に成功(2−3)。最終的にアスルグラナスが勝利し、首位チームの座をキープしている。
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