FC バルセロナ - レアル・マドリード:スアレスが導いたゴールフェスティバル (5-1)
今季、最初のクラシコ、カンプノウで行われたメッシ不在のFCバルセロナーレアル・マドリード戦は、スアレスのハットトリックを含むバルサのゴールフェスティバル(5-1)に終わった。
試合前に「サッカーを彩るのは僕らだ」のスローガンを抱えたモザイクがスタンドに広がった。試合は、このスローガン通りの展開となった。
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クラシコは、最初のキックオフの笛が聞こえないほど、スタンドが最高潮に盛り上がっている中で、スタートを切った。歴史的な宿敵である両者は、開始1分間から、対戦相手のゴールを攻め始めた。最初にチャンスを生み出したのは、レアル・マドリードの方だったが、ゴールラインを割ったのは、バルサが先だった。 前半10分、ラキティッチのアシストを受けたコウチーニョが、クルトワのゴールにシュートを突き刺し、クラシコでの初ゴールをマークした。アルトゥールのシュートをクルトワがクリアするも、一度、ついたバルサの勢いは、止まらなかった。前半27分、エリア内のスアレスにファウルを犯したバランのプレーが、VARによって、PKと認められ、前半30分、スアレスがシュートを沈め、スコアを2-0にした。2-0のまま、両者はハーフタイムを迎えることになった。
スアレスのハットトリック、ゴールフェスティバル
後半、レアル・マドリードの反撃が始まった。後半5分と早い時間にマルセロが1点を返し、点差を縮め、試合は激しさを増すことになった。後半10分には、モドリッチのシュートがポストに弾け、バルサ攻勢だった前半と打って変わって、互角の戦いが繰り広げられた。バルサが攻めの形をとれず、テア・シュテーゲンのゴールが攻められ続けたものの、後半15分には、今度はスアレスがクルトワのポストにシュートを当てるなど、攻防戦が続いた。 状況が変わったのは、後半30分、再び、スアレスが追加点をマークし、スコアを3-1に伸ばした。さらに後半37分、セルヒオ・ラモスのパスを奪ったセルジ・ロベルトからのパスをスアレスが押し込み、この日、3回目のゴールを突き刺した。ハットトリックを決めたスアレスは、クラシコ11回中9得点目と自らのゴール記録を更新した。だが、バルサのフェスティバルはそこで終わらなかった。後半39分にアルトゥールと交代して入ったアルトゥーロ・ビダルが、その直後にヘディングを突き刺し、5点目をマーク。クラシコ初出場、最短で初ゴールをマークする快挙に、93265人のスタンドは湧いた。 バルサは、宿敵レアル・マドリードを前に5-1とゴールフェスティバルで、クラシコを制し、再び、リーガ首位を奪回することになった。
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