ホーム

ロナウジーニョのゴールでFCバルセロナ、ニューヨークオフィス幕開け

ジョセップ・マリア・バルトメウ会長は、アメリカの市場にクラブの社会面、連帯互助面を知らしめ、 商業チャネルの基点となるマンハッタンに新たに開いたオフィスのオープニングイベントを率いた。

FCバルセロナは、火曜日にニューヨークに新オフィスをオープンした。パークアベニュー250番地の20階にて行なわれたイベントは、クラブの代表として、ジョセップ・マリア・バルトメウ会長を始めとする一行の他、ロナウディーニョが主役となった。ブラジル人クラックは、バルサがアメリカで決める最初のゴールを小さなゴールマウスに決めて、象徴となる初ゴールをマークし、クラブがこの国で新しい一歩を踏み出し、新たな工商業チャンスを求めると同時に、社会面、互助連携(ソリダリティ)面を知らしめることを目的に開いたオフィスに華を添えた。 

このイベントには、バルトメウ会長他、ジョルディ・カルドネル第一副会長、ジョルディ・メストレ、マネル・アロジョ副会長及び女子サッカー選手のリーネ・ロディック・ハンセンも参加した。また、MLSのコミッショナー、ドン・ガーバー、スペインにおけるアメリカ大使館のハメス・コストス大使も出席した。

'FCBLovesNY'、ウエルカムビデオ

およそ30人ものゲストが、オフィスのメインホールを埋め尽くした。そこでは、トップチームの選手がニューヨークに挨拶を行なうビデオが放映され、また、同時にバルサをニューヨークに迎えるウエルカムビデオの意味合いもあるものだった。

このイベントに厳選されて招かれた元選手には、ウリスト・ストイチコフ、ダビッド・ビジャもおり、また、アメリカにおけるスペインリーグのアンバサダーを務めるラウル・ゴンサレス、著名な心臓専門医バレンティン・フスター、神経科医ジョセップ・バセルガ氏も出席した。

このイベントの後、クラブの一行は、ローズベルとホテルの屋上にあり、素晴らしい景色に恵まれているレストラン Mad 46に場所を移して、カクテルパーティを行なった。

250 m2 のバルサスペースと独自のスタッフ

マンハッタンの心臓の一つ、パークアベニュー250番地の20階に250平方メートルの広さを持ち、HSBC銀行の本社が入っているニューヨークで非常に有名な建物の中に入っている。この大都市の最も歴史的なホテル、ザ・ウォルドルフ・アストリアから、たった3区画の場所にある。

非常に機能的な作りに設計されているオフィスは、数分感で変化させることができ、様々なイベントに対応できるデザインとなっている。このオフィスの目的は、サッカーの息吹が感じられ、かつ、現代的な雰囲気の中で、新たな商業ビジネスの取引が行なわれる企業スペースを作ることになる。また、ちょっとしたイベントを行なったり、重要な試合を観戦したり、ソシオのアテンドを行なうなど、様々な目的に応じて使用できるマルチ機能的スペースを目指している。

目的: コマーシャル、ソーシャル、相互互助の拡大

今回の新オフィスのオープニングは、FCバルセロナ会長とフロントによる戦略的決定であり、バルサの国際的な知名度をあげる一撃となり、また、新たな収入源を求めるにあたり、必要だと考えられている。 2016-2021年にかけて、クラブの戦略計画において、2021年には10億ユーロの収益に到達することを目指している。

ニューヨークへ上陸することで、この市場でのアクションを起こし、更に2014年にオープンした香港のブランチと連携し、アジアマーケットのマネージングも行なう予定だ。クラブの商業活動は、これにより、1週間に7日間24時間フルで機能することになる。 

社会面、ソリダリティ(相互互助)の面でも、この新ブランチでの仕事が行なわれる。その意味で、アメリカ合衆国におけるFCバルセロナ財団の存在感も増すことになり、また、新しいペニャを活性化も行なわれる。

ジョセップ・マリア・バルトメウ会長コメント

「今日、バルサは、世界に向けて発進を行なう新時代をスタートします。このニューヨークオフィスのオープンは、商業面のみならず、社会面、ソリダリティをも求めて行くという目的で、このフロントがストラテジー的決定を下したものです」

「私達は、バルサがどうなっていくのか、どこに向かって行くのかを世界へ拡大していきたい。私達は、地球上で最もグローバルで、最も愛される存在になることを目指しています。この新オフィスの開設と2年前に開設した香港オフィスで、FCバルセロナは、現在、1週間24時間、稼働していると言えます」

もっと読む