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FCバルセロナ−セルティック戦:マッチプレビュー

ルイス・エンリケのチームはチャンピオンズリーグ制覇へ向け、手の内をよく知るチームとの対戦で戦いの幕を開ける

ここまでスペインスーパーカップ出場、リーガ開幕、そして今回チャンピオンズリーグの初戦の番となった。欧州最高レベルの大会がセルティックを迎えてのホーム試合からスタートする(現地時間20時45分、日本時間14日3時45分)。グループリーグ最初の試合は前回リーガの敗戦を受けて行われるもので、ルイス・エンリケのチームは一刻も早い気持ちの切り替えを望んでいる。ブレンダン・ロジャース監督率いるチームはプレシーズンでロス・アスルグラナスと対戦。7月30日、ダブリンのアビバ・スタジアムでのことで、英国遠征を終えたばかりのバルサはプレシーズン初戦を勝利で飾った(1−3)

試合から一ヶ月と少し経過しているが、状況は大きく変化している。ルイス・エンリケは全選手を支配下に置き、新加入選手もそれぞれ出場時間を得て、トリデンテも揃った。いずれもカンプ・ノウが素晴らしい試合を満喫するために前向きな材料。欧州での勝ち点獲得に向け、ルイス・エンリケが記者会見で話しているように「とても短い大会に良い形でスタートすることは基本になる」。

セルティックはここ数シーズンでバルサとよく対戦しているチーム。3シーズン前(2013/14季)、バルサはセルティック・パークで最少得点差により勝利(0−1)、逆にカンプ・ノウでは圧勝(6−1)した。この日、事実上バルセロナに降り立ったばかりのネイマールJrがアスルグラナ選手として初のハットトリックを達成した。

この試合に向けルイス・エンリケはさらに選手を回復している。テア・シュテーゲンが火曜の練習で怪我回復の診断を受け、メンバー入り。召集18選手にはピケ、セルジ・ロベルト、アンドレ・ゴメスが復帰した。今回戦術判断でリストから外れたのはマシップ、デニス・スアレス、アレイシ・ビダル、マテューとなっている。

一方ブレンダン・ロジャース監督率いるセルティックは、スコットランドのクラシコでレンジャースに5−1と圧勝。若きストライカー、デンベレのハットトリックなどゴールラッシュを披露したあとこの試合に挑む。監督はバルサのマシアを根幹にしたモデルを賞賛、「FCバルセロナがお気に入り」だと明かした。また記者会見では「勇敢に」戦い、カンプ・ノウでのチャンピオンズリーグ初戦で諦めることなく挑むとしている。

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