ルイス・スアレス、2015/16年のヨーロッパゴールデンシューを受賞
ルイス・スアレスは、再び、2015/16年のヨーロッパゴールデンシューを受賞した。これは、リーグで最多得点を決めた選手に送られるものであり、スアレスは、昨季、リーグで40得点をマークし、20日(木)にバルセロナのエストレージャ・ダムン旧工場の舞台で行なわれた受賞会場で、ゴールデンシューを手にした。この授賞式には、息子のベンハミンくん、娘のデルフィナちゃんも参加し、二人の手から、スアレスはゴールデンシューを受け取った。この受賞に涙を拭い、感動を抑えきれなかったスアレスは、「僕の人生において最も大切」な家族に、この賞を捧げると話した。
受賞前には、ルイス・スアレスの人生にとって、大切な人々が現れ、ビデオメッセージを送った。その中の一人、ウルグアイ代表監督のオスカル・タバレスは、スアレスを「私達のサッカーという情熱の代表」者であると表現した。
"全てを容易にしてくれるチームメートがいるからこそ、僕のゴールがある"
また、スアレスは、受賞に際し、「この夢を現実として過ごすチャンスを与えてくれたFCバルセロナに感謝」していると述べ、バルサに来た時にまさか、自分が最多得点王になれるとは夢にも思っていなかったことを明かし、「唯一、望んでいたのは、チャンピオンズリーグを勝つことだけだった」と述べた。その夢は、スアレスがやってきた最初の年に叶った。バルサの‘9番’は、いつもどおりの寛容さをみせ、この受賞は「全てを容易にしてくれるチームメートがいるからこそ、僕のゴールがある」と述べた。
トリデンテ−メッシ、スアレス、ネイマール−の良好な関係は、スアレスの「もし、来年、ゴールデンシューを取らなかったら、その時は、メッシかネイマールJrが取ってくれることを願う」ということばにも、現れていた。メッシとネイマールは、水曜日に行なわれたマンチェスターシティの試合でゴールを決めたが、そのことについて、試合後、帰宅した後、「息子のベンハミンがどうして、僕がゴールを決めなかったのかと聞いてきたけれど、僕の近所の人(メッシ)が三つ決めたからいいんだよ、と言ったら、彼のことを知っているので、それを聞いて満足していたよ」とのエピソードを話し、会場に笑いを振りまき、同時にFCバルセロナのロッカー内の雰囲気の良さを印象づけた。
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