FCB4-0ボルシア M: アルダのリードでゴールリサイタル
カンプノウにて行なわれたチャンピオンズリーグのグループリーグ最終節、FCバルセロナ対ボルシア・メンヘングラッドバッハ戦は、メッシの先制点にアルダ・トゥランのハットトリックで、バルサが試合を4-0で制した。バルサは、再び、ホームで勝利と再会を果たした。
「この試合では、ファンとチャンピオンズリーグを思い切り、楽しみたい」と前日記者会見で、ルイス・エンリケが話した通りの結果になった。既にチャンピオンズリーグのグループCを首位通過で進出することが決まっているバルサと、勝利をあげたところで、2位になる可能性はなく、ヨーロッパリーグでプレーすることが決まっているボルシア・メンヘングラッドバッハとの対戦は、バルサの圧勝に終わった。
この試合でルイス・エンリケは、通常スタメンのテア・シュテーゲンとジェラルド・ピケを招集リストから外し、ルイス・スアレスをベンチで休ませるなど、通常と異なる顔ぶれで試合に臨んだ。最も、前日から、レオ・メッシがスタメンでプレーすることは明言していた。
メッシ、グループリーグで10点目
バルサの10番が期待を裏切ることはなかった。前半15分、メッシが先制点を決めた。右サイドから、アルダ・トゥランがあげたアシストを受けたメッシが左足で、ボルシア・メンヘングラッドバッハのゴールに突き刺し、この日のゴールリサイタルの幕を開けた。その2分後にもメッシが再び、シュートを放ったが、クリアされ、コーナーキックに終わった。前半にイニエスタ、アンドレ・ゴメス、アルダ・トゥランなども次々とヤン・ゾマーのゴールを狙ったが、シュートは入らず、前半を1−0と僅差で折り返した。メッシはこのゴールで、今季、グループリーグでの10点目をマークした。
アルダのハットトリック
試合の後半は、アルダ・トゥランが主役となった。後半5分に、アルダのヘディングシュートで追加点が決まった。更にその3分後、右サイドから、今日、スタメンで起用されたアレイシ・ビダルがアシストを送り、それに答える形で、アルダ・トゥランが再び、シュートをゾマーのゴールマウスに放り込んだ。3−0と試合は一気にバルサの勝利に傾いたが、この日、絶好調のアルダ・トゥランは、それに飽き足らず、後半22分にパコ・アルカセルのアシストを受けて、右足で3点目を決め、ハットトリックを達成した。この試合で、アルダ・トゥランは、3得点1アシストと全てのゴールに絡む活躍をみせ、試合のMVPに選ばれた。
試合は4−0のまま、スコアが動くことはなく、バルサは試合を制して、グループリーグのみで20得点を決める快挙を成し遂げた。そのうち、10ゴールは、メッシが決めたものだ。この試合でアンドレス・イニエスタは、チャンピオンズリーグで120試合目をプレーし、カルラス・プジョルの記録と並んだ。また、マスチェラーノはバルサで300試合目を迎え、バルサは新たな歴史を刻んだ。次の対戦相手候補は、バイエルン・ミュンヘン、レバークーゼン、PSG、ベンフィカだ。バルサのチャンピオンズリーグにおける歴史は、次の章へと続く。
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