ビジャレアルCF – FCB: メッシのゴールのみでは勝てず (1-1)
FCバルセロナは、年明け最初のリーグ戦17節、ラ・セラミカスタジアムで行なわれたビジャレアルとの試合で、勝利をあげることができなかった。前半、互角の試合が繰り広げられた後、後半がスタートとしてすぐに、先制点を決められた。スコアが1−0の状態で、何度となくアセンシオの守るゴールマウスを攻めたものの、正確性に欠け、90分間、ドローになるまでかかったが、レオ・メッシの放った完璧なフリーキックが、同点弾となり、試合に公正なバランスをもたらすことになった。
スタジアム−今週の日曜日から、ラ・セラミカスタジアムというネーミングになったーには、リーガで最高のサッカーをプレーする2チームがあった。両者とも、試合の始めから、ボールを奪い合い、インテンシティの高いゲームが繰り広げられた。ディフェンスは、ビジャレアルのスピーディなカウンターに細心の注意を払い、バルサは落ち着いてボールを回していた。アンドレ・ゴメス、ネイマールJrが、次々とセルヒオ・アセンホに警告を放った。互角の勝負が続く中、メッシがコーナーからのパスをヘディングで押し込む寸前だったが、アセンホがそれを阻んだ。スアレスもハーフタイム前にチャンスを得たが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。最初にネットを揺らされたのは、テア・シュテーゲンの方だった。カウンターアタックから、サンソネが先制点を決め、バルサは同点弾を求める状況に陥った。
勝利の女神は微笑まず
チャンスは次々と訪れたが、アセンホの鉄壁を崩すことは容易ではなかった。ネイマールJrは、ゴールにふさわしいシュートを放ち、マスチェラーノのヘディングシュートはポストに弾けた。ルイス・エンリケは、ディニュに変えて、アルダを投入し、攻撃力を増したが、結果は変わらなかった。レオ・メッシのシュートも、再び、ポストに弾けた。スアレスもゴールを決める寸前だったが、再び、アセンホがそれを阻んだ。ネイマールJrが放ったオーバーヘッドシュートは、ゴールの枠を越えた。
これ以上はできないというほどにバルサは、執拗にゴールマウスを襲った。勝ち点3が必要だったが、それに必要な勝利の女神は微笑まなかった。レオ・メッシのマジックがタイムリミット前に現れた。メッシの放ったフリーキックがバルサに勝ち点1を与えた。国王杯のビルバオでの試合同様に、メッシのゴールが望みを繋いだ。このドローで、ルイス・エンリケの率いるチームは、セビージャと勝ち点1点差で、3位についた。
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