マッチレポート | FC バルセロナ– レアルソシエダ
バルサは、7年連続で国王杯準決勝の舞台に立つことになる。目の前のライバルは、容易にいなせる相手ではなかった。第一レグでは、ネイマールJrのゴールのおかげで 鬼門アノエタでの勝利を得たものの、わずか1点差であり、第二レグは両者に開かれていた。
最初に先制点を決めたのは、先週、リーグ戦で今季、バルサのユニフォームを決めて初ゴールを決めたばかりのデニス・スアレスだった。前半17分、ルイス・スアレスのアシストを受けたデニス・スアレスが右からクロスシュートを突き刺した。激しいプレーの応酬がありながらも、スコアは、1-0のまま、変わらず、後半へとゲームは持ち込まれた。
後半9分、ネイマールJrがエリア内でファウルを犯され、PKの笛が吹かれた。ネイマールがメッシに譲ったPKを、メッシがルリのゴールに突き刺した。後半16分、フアンミが1点を返し、レアルソシエダに希望をもたらすゴールが決めた。その、2分後にルイス・スアレスが追加点をマークし、再び、点差を開いた。レアルソシエダも、あきらめることなく、後半27分にウイリアム・ホセがゴールを決めた。試合の温度が再び、上がった。ルイス・エンリケは、後半30分にネイマールに変えて、アルダ・トゥランをと投入した。
2分間で2ゴール
結果から言えば、その交代が功を奏した形となった。ピッチに立って、5分後、アルダ・トゥランがゴールを決めた。ルイス・スアレスからメッシ、メッシから、アレイシ・ビダルへとボールが渡り、アレイシ・ビダルのアシストを受けたアルダが沈めた。さらにその2分後、後半37分にメッシのアシストを受けたデニス・スアレスが、この日、2回目のゴールを決めた。
この2分間で、バルサは、完全にレアルソシエダの希望を打ち砕いた。先日、エイバルを前にしたリーグ戦で、バルサのユニフォームを着て、今季初得点を決めたばかりのデニス・スアレスが、2試合で3得点をマークする活躍をみせた。
アラベス、アトレティコ・デ・マドリード、セルタの1チームが、バルサの対戦相手になる。27日(金)13時から、国王杯準決勝の対戦相手の抽選が行われる。
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