レアルマドリード – FCバルセロナ: メッシに栄光あれ(2-3)
カタルーニャの守護神、さん・ジョルディは、バルサを見放さなかった。メッシがクラシコをパーティに変えた。サンティアゴ・ベルナベウのピッチ上で、メッシは、再び、どうして世界一の選手なのかを証明し、敵地で2ゴールをマークし、バルサの公式ゴール500得点目を決め、試合を2-3にひっくり返すとバルサをリーグ戦首位へと導いたのだった。
ネイマール抜きでスタート
クラシコ当日、試合まで12時間を切った状態で、FCバルセロナは、ネイマールJrを招集リストに入れないという決断を下した。
ルイス・エンリケは、ネイマールJrの代わりに、メッシとスアレスと共にパコ・アルカセルをスタメンで起用し、リーグタイトルを掛けて必勝を義務付けられた試合がスタートした。
ホームが先制も、メッシの同点弾
クラシコで勝利をあげれば、タイトル争いに参戦することとなるため、必勝が義務付けられているこのクラシコで、最初にゴールを決めたのは、ホームチームの方だった。ディフェンスの隙をついて、左からテア・シュテーゲンのゴールを破った。だが、その5分後、メッシがケイロル・ナバスの守るゴールに沈めて同点弾をマーク。FCバルセロナのユニフォームを着て499ゴール目をベルナベウで決めた。
GK同士の好戦
1-1のドローのスコアで後半に持ち込んだ両チームは、勝ち点3を狙い、ボールを奪い合ったが、テア・シュテーゲン及びケイロル・ナバスのセービングが目立つ展開となった。
後半27分、待望の追加点が生まれた。バルサの2点目はイバン・ラキティッチから生まれた、バルサが1-2と僅差リードした状況で、後半32分には、セルヒオ・ラモスがメッシへのファウルをとられ、退場となった。
バルサは、10人になったレアルマドリードを相手に戦い、ピケ、ルイス・スアレスともにゴールチャンスを得たが、ケイロル・ナバスに阻まれ、追加点を決めることができなかった。
そこに悲劇は、訪れた。ベンゼマと変わって入ったハメス・ロドリゲスが、ディフェンダーを超えて、テア・シュテーゲンの守るゴールに同点弾を決めたのだった。後半40分。試合終了まで後5分という状況であり、試合は同点に終わるかに思われた。
メッシに栄光あれ
試合はそのまま、終わるかに思われた。90分たっても、試合は2-2の状況であり、これ以上の展開はないかと思カウンターわれた。2分間、追加された中での最後のアクションだった。セルジ・ロベルトがカウンターの指揮をとった。ジョルディ・アルバがアシストをあげ、世界一の選手が決めた。正面から、ベルナベウでケイロルの壁を瞬殺で破ったのは、レオ・メッシだった。試合のスコアは2-3で終わった。FCバルセロナと共に決めた500ゴール目が今年のクラシコで、バルサに勝利をもたらした。クラシコは終わった。バルサは、暫定的に首位を奪回した。
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