マッチプレビュー:マラガ-FCバルセロナ
リーグ戦は、止まらない。猶予を許さない4月のスケジュールは、まだタイトル制覇の可能性を残しているバルサには、ほとんど休息の余地を与えない。ルイス・エンリケの率いるチームは、これから、28日の間に9試合を戦うことになる。その手始めにバルサはリーグ戦31節にあたる試合を土曜日にロサレダ (現地時間20時45分キックオフ )で、マラガを前に行なう。
この試合は、FCバルセロナが今週、たった6日の間に行なう3試合目となる。また、それだけでなく、ルイス・エンリケとその選手らは、火曜日には敵地でユベントスを対戦しなければならない。チャンピオンズリーグベスト8第一戦という大事な一戦だ。
勝ち点の必要なマラガ
一方のマラガも、現在、勝ち点が必要な状況にあるため、ホームのロサレダで容易な試合は望めない。ミチェルが率いるチームは、スポルティングをエル・モリノンでそれまで続いていた不調の壁 -2月20日以来、6試合連続で勝利を挙げられずにいたーを超えたばかりだ。マドリード出身の監督がチームの手綱を手にしたのは、一ヶ月前のことであり、それからチームはまだ、ホームで勝利をあげていない。
チーム分析
現在、マラガの攻撃の主役は、サンドロ・ラミレスだ。8ゴール決めており、チーム内の得点王だ。そのほかにも、カマチョ、フォルナルス、ロサレス、カメニなど注意すべく選手を数多く抱えている。実際、マラガは、今季、カンプノウで行われた第一戦で勝ち点1(0-0)を持ち帰ることに成功している。
好調のバルサ
バルサは現在、最近の10試合で9勝をあげ、好調の波に乗っている。水曜日にカンプノウで行われたセビージャとの試合など、厳しい試合を勝利で抑えて、このマラガ戦に臨む。ルイス・エンリケは、負傷しているアルダ・トゥラン、アレイシ・ビダル、ラフィーニャを数に入れることができないほか、累積処分により、ピケとラフィーニャも招集できない。今回、その二人の代わりに、マテューとバルサBのカルボネルが招集メンバーに入った。よって、ルイス・エンリケによって、試合前日の午前中に発表された今回の招集メンバーは、下記の通り:テア・シュテーゲン、シレッセン、セルヒオ、デニス・スアレス、イニエスタ、ルイス・スアレス、メッシ、ネイマールJr、マスチェラーノ、パコ・アルカセル、ジョルディ・アルバ、ディニュ、セルジ・ロベルト、アンドレ・ゴメス、ユムティティ、マテュー、アレニャ (28)、カルボネル (30)
監督視点
ルイス・エンリケは、試合前日記者会見で「マラガと対戦する時、私たちは常に問題を抱えることになる。個人レベルでのクオリティは非常に高くい。リーグ戦での優勝の可能性を図るのに良いテストになるだろう」と語った。また、「リーグ優勝できるかどうかは、マラガで決まる」とも話し、この試合の重要性を感じていることを伝えた。
もっと読む