ホーム

ナスティック・デ・タラゴナ—FCバルセロナ:調子を上げ続けるための引き分け(1−1)

主力選手がいなかったバルベルデ監督率いるチームは、先制を許したものの同点に追い付いた

バルサはシーズン開幕に向けて準備を続けている。エルネスト・バルベルデ監督のチームは最後の親善試合、ジムナスティック・デ・タラゴナと対戦し引き分けた(1−1)。パコ・アルカセルが後半フリーキックから同点ゴールを決めた。

アスルグラナの指揮官は同試合にピケ、ラキティッチ、セルヒオ、イニエスタ、スアレス、メッシ、ネイマールJr、アレイシ・ビダル、ユムティティをメンバーから外した。中盤で先発したのはセルジ・ロベルト、アレニャ、サンペル。バルサはノウ・エスタディで行われた試合を支配。相手のナスティックは守りを固めた。20分を過ぎてまずデニス・スアレスが、続いてセルジ・ロベルトが先制点のチャンスを迎えた。

しかしナスティックは反撃に転じ、最初のチャンスを得点に結び付けた。もっとも少なからず幸運に恵まれたもの。こぼれ球の処理にもたついたバルサ守備陣のスキを突きバレイロがゴールを挙げた。その前にバルサはフェルマーレンがテヘラとの接触により怪我を負っていた。

後半にアルカセルが同点弾

後半はチーム合流したばかりのテア・シュテーゲンとアンドレ・ゴメスが新シーズンに向けて最初の試合出場を果たした。2選手はそれぞれドイツ代表、ポルトガル代表としてコンフェデレーションズカップに出場したため休暇を終えたばかりだった。テア・シュテーゲンは2度のナスティックのチャンスを防ぎ、夏の間にその反射神経が鈍っていないことを証明した。

またこの試合はデウロフェウとドウグラスにとってもバルサ復帰後の初舞台になった。それ以前、バルサはカルラス・アレニャが攻撃を引っぱり多くのチャンスを作っていた。左サイドではディニュ(その後ジョルディ・アルバと交替)、デニス・スアレスが突破力を見せたがこれに立ちはだかったのは相手GKのディミトレウスキ。アレニャのパワフルなシュートを素早い反応で防いで見せた。そのあとに訪れたのがバルサの同点弾。パコ・アルカセルがフリーキックを鮮やかにゴール隅へ決めた(1−1、79分)。

残り時間でバルサは勝ち越しの2点目を狙ったが、タラゴナのチームは守りを固め非常に組織的に戦い追加点を許さなかった。バルベルデ監督のチームは土曜9時30分、クラブ総合練習場で練習を行う。

もっと読む