FC バルセロナ – レアルムルシア: 16強進出を決めたスペシャルナイト (5-0)

バルサは最初から最後まで試合をコントロールし、パコ・アルカセル、ピケ、アレイシ・ビダル、デニス・スアレス、ホセ・アルナイスのゴールで、バルサは堂々と国王杯16強進出を果たした。

FC バルセロナは、国王杯のベスト16に入った。ホームで、ムルシアを制し(5-0)、 パコ・アルカセル、ピケ、アレイシ・ビダル、デニス・スアレス、ホセ・アルナイスのゴールがバルサを国王杯進出へと導いた。

エルネスト・バルベルデの率いるチームは、試合の最初からゴールを求めた。ジェラルド・デウロフェウは、試合の最初、最も攻撃に積極的に参加し、ムルシアのディフェンスの均衡を崩した。デウロフェウの足元から二度にわたり、危険なプレーが生まれたものの、ネットを揺らす幸運には恵まれなかった。

パコ・アルカセルの先制点

前半16分、ボールを思うままにコントロールしていたバルサは、デウロフェウのプレーから、先制点を手にすることになった。デウロフェウがアレイシ・ビダルに送ったボールからのシュートのクリアボールをパコ・アルカセルがヘディングで押し込み、スコアは1-0になった。

この日、カンプノウは、第７回目のメンバー・ソリダリティ・デイを迎え、祝祭的な空気に満ちていた。バルベルデは、この試合で、通常、プレー時間の少ない選手にチャンスを与え、また、バルサBのカルラス・アレニャ、オリオル・ブスケッツをスタメンで起用した。オリオル・ブスケッツは、この試合がトップチームでの初デビューとなった。カルラス・アレニャは、ゴールチャンスを手にしたが、ムルシアのディフェンスがそのシュートを阻んだ。

圧倒的なコントロール

バルサの圧倒的な試合は、後半に入っても変わらなかった。ムルシアは、シレッセンの守るゴールにシュートを打つことができなかった。シュートを次々と放ったのは、バルサの方だった。最初にトライしたのは、アレイし・ビダルだった。後半、ゲームを引っ張ったアレイシ・ビダルが後半15分にピケにパスを出し、GKサントメのゴールを破ることになった。(2-0).

そのゴールの後、この日、多くが待ち焦がれた瞬間がやってきた。セルジ・ロベルトの復帰だった。オリンピアコスーFCバルセロナ戦で負傷した後、セルジ・ロベルトはキャプテン腕章をつけて、戻ってきた。バルベルデは、この日、ジェラルド・ピケに変えて、ダビッド・コスタスを投入し、更にトップチームデビューをさせて、この日のゲームに彩りを添えた。

最後まで続いたインテンシティ

アレイシ・ビダルは、試合の最後まで非常にアクティブに動き、この日の３ゴール目を決めた。バルサの「22」番は、ネルソン・セメドが右サイドから送った完璧なセンタリングに合わせて、シュートを突き刺した。ムルシアは、良い状態でやってきたが、それでもピッチの4分の3から上のゾーンを超えることはできなかった。

スペクタクルなバルサのプレーにカンプノウのスタンドは、湧いた。その期待に応え、バルサはインテンシティを持ってプレーし続け、デニス・スアレスとセルジ・ロベルトのコンビネーションプレーから、4得点目が生まれた。更にそのデニス・スアレスの素晴らしいパスを受けたホセ・アルナイスがゴールを決めて、この夜を完璧なものとした。今季のバルサの強さを証明するゴールであり、バルサが今季、未だに無敗で、タイトルに野心を見せていることをピッチで改めて表現したのだった。