マッチプレビュー:FC バルセロナ—セルタ・デ・ビーゴ
一年を締めくくる12月に入りバルサは重要な挑戦に向かう。なぜならバルベルデのチームはリーガでのリードを維持、またはさらに広げてクリスマス休暇を迎えたいという意志があるから。これまでのところ2位のバレンシアとは勝ち点差4、レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードとは8差となっている。12月最初に対戦するのはセルタ・デ・ビーゴ。特に最近数年バライドス、またカンプ・ノウでもバルサとの対戦で勝ち点を持ち帰っている。
国王杯でベスト16入りを決めたあと、バルセロナは改めてリーガの戦いに戻る。11月はアウェーでの対戦が多かったため本拠地での国内リーグのゲームはおよそ1ヶ月ぶりになる。ガリシア州チームとの対戦はバルベルデのチームにとって早い時間帯で最高レベルのプレーを要求されることになる。なお試合前にはメッシがこれまでに獲得した4つのゴールデンシュートロフィーを地元ファンにお披露目する。
バルベルデ監督は、今回の敵将が昨季までバルサの第2監督を務めていたフアン・カルロス・ウンスエだということで対戦が難しいものになると考えている。「ウンスエは研究熱心で難しい試合になるだろう。チームのメカニズムを内側から知っていて、それは彼らにとっての利点になる、我々としてはそのメリットを無くしていかなければならない」と記者会見で話している。監督は怪我で戦線を離れていた選手たちを少しずつ取り戻しており、今回アンドレ・ゴメスが招集メンバーに戻っている。
今回欠場するのはアルダ、デンベレ、ラフィーニャ、マスチェラーノが怪我で、セメド、デウロフェウが戦術判断となっている。招集メンバーは以下の通り:テア・シュテーゲン、シレッセン、ピケ、ラキティッチ、セルヒオ、デニス、イニエスタ、スアレス、メッシ、パウリーニョ、アルカセル、ジョルディ・アルバ、ディニュ、セルジ・ロベルト、アンドレ・ゴメス、アレイシ・ビダル、ユムティティ、フェルメーレン。
一方のセルタはリーガで上位をうかがう位置につけ、カップ戦でもベスト16に進出している。ウンスエはカンプ・ノウで勝つのがどれだけの難易度を伴うか承知しているが、チームには勝利を狙う試合プランがあるとしている。「ボールのあるなしに関わらず組織レベルでパーフェクトな出来を披露しなければならない試合があるとすれば、それはバルサ戦。そうでなければ勝利はない」。監督は負傷していたセルジ・ゴメスを戦力として取り戻すが、イバン・ビジャールを出場停止で欠く。
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