マッチプレビュー:FCバルセロナ−アラベス
国王杯で準決勝に進出したチームは再びリーガの戦いに戻り、ホームでアラベスを迎え撃つ。
バルサは当時ペップ・グアルディオラ監督が率いていた2009/10シーズンの1シーズン国内リーグ21戦無敗のクラブ記録に並ぶ可能性がある。
対するチームは昨季カンプ・ノウでの驚くべき勝利を繰り返すべく試合に臨む。
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ウスマン・デンベレとトマス・フェルメーレンは怪我で、アンドレ・ゴメスは腹痛から、さらにデニス・スアレスとジェラルド・デウロフェウが戦術的判断でメンバーから外れた。招集メンバーは以下の通り:テア・シュテーゲン、セメド、ピケ、ラキティッチ、セルヒオ、イニエスタ、ルイス・スアレス、メッシ、シレッセン、コウチーニョ、パウリーニョ、パコ・アルカセル、ジョルディ・アルバ、ディニュ、セルジ・ロベルト、アレイシ・ビダル、ユムティティ、ジェリー・ミナ。
対するアラベスはルベン・ドゥアルテが出場停止を経てメンバー復帰するが、逆にロドリゴ・エリーとトマス・ピナが今回出場できない。さらにマヌ・ガルシア、エクトル・エルナンデス、ブルギが怪我で欠場する。
バルサに馴染みがあるところではムニル・エル・ハダディがカンプ・ノウへ戻って来るが、もう1人のバルサ出身選手、ボージャン・クルキッチはメンバー入りしていない。
監督の視点
エルネスト・バルベルデ監督は試合前会見で今回が簡単な対戦にならないと強調している。「アベラルドはアラベスに新たな生命を与えた。最近数節でたくさんの勝ち点を挙げていて降格圏から脱した」。アラベスは2部降格の危機からアベラルド・フェルナンデス監督に交替、調子を盛り返し国王杯では最終的にバレンシアに敗れたものの素晴らしい戦いぶりを披露しているだけに相手は自信を深めているとみている。「アラベスは前線からプレッシャーをかけ勇敢に戦うチーム。前線にはレベルの高い選手たちがいる。ここ数試合良い戦いをしていて、ポジティブな雰囲気があるだろう」。
なおフィリペ・コウチーニョについては「すでにデビューを果たしていて、アラベス戦で先発する可能性はある」としている。
アベラルド監督は元所属チームとの対戦で勝利した経験がない。この対戦の難しさを承知しているが、以下のように明言している。「土曜の試合は我々にとって偉大な挑戦で、間違いなく我々は勝ちに行く」。
これまでの戦いぶり
バルサはこれまで国内リーグで27試合負けなし。ルイス・スアレスはリーガ7試合連続で得点している。レオ・メッシはその最近5点でアシストしている。また2位チームには11ポイントの差を付けている。
アラベスは後任監督のアベラルドの下で調子を上げている。最近3試合で勝ち点3を奪っていないが、リーガでは最近7試合で4勝、現在は2部降格圏外に位置している。
両チームの直接対決
これまで2チームは9回対戦があり、結果はバルサの7勝1分け1敗。アスルグラナスは5試合無失点で、唯一の引き分け試合もスコアレスだった。また同カードはアラベスが快進撃を展開した昨季国王杯決勝の再現でもある。
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