RCD エスパニョール– FCバルセロナ: カンプノウでの逆転を目指して (1-0)
FCバルセロナは、全トーナメントにおける連続無敗記録をエスパニョールのスタジアムにて、29で止めることになった。試合間際にオスカル・メレンドが決めたゴールが、バルサに今季初の黒星(1-0)を与えることになった。
国王杯ベスト8第一戦は、バルセロナダービーの常で、試合の開始から高いテンションに包まれてスタートした。試合前日記者会見で、リーガでの勝ち点は意味がないと話していたバルベルデ監督の言葉通りのゲームとなった。
バルベルデは、レアルソシエダで勝利をあげたスタメンとは顔ぶれをがらりと変えて、スタメンには、バルサBから招集したカルラス・アレニャを含めたスタメンでスタートした。バルサは、ボールをコントロールしていたが、両者とも激しいプレスを掛け合い、明確なゴールチャンスを生み出すことはできずにいた。メッシ、パウリーニョ、デニス・スアレスが攻撃を担い、チャンスメイクを測ったものの、スコアレスドローのまま、ハーフタイムを迎えた。
ディエゴ・ロペスのPKクリア
後半がスタートしても、状況はほとんど変わらなかった。バルベルデ監督は、駒を動かし、パウリーニョに変えて、イバン・ラキティッチを、カルラス・アレニャに変えて、ルイス・スアレスを投入した。最高のチャンスは、後半16分にやってきた。エリア内のセルジ・ロベルトに犯されたファウルにより、バルサ有利のPK判定が下された。レオ・メッシがボールを蹴ったが、この日、神がかっていたディエゴ・ロペスは、メッシの蹴ったシュートをクリアし、この決定機をバルサは逃すことになった。
ラフィーニャの復帰、初黒星
この日の主人公の一人は、ラフィーニャだった。昨年の4月2日にグラナダで負傷したラフィーニャが復帰し、後半33分にデニス・スアレスに代わって、ピッチにたったのだ。実に290日ぶりの復帰だった。だが、朗報ばかりではなかった。スコアレスドローのまま、終わるかと思われた試合の局面が代わったのは、終了前の後半43分だった。オスカル・メレンドが右サイドからのセンタリングを受けて、シレッセンのゴールネットを揺らし、 この試合唯一の得点を決めたのだった。試合は、1-0で幕を閉じることになり、バルサは、今季初の黒星を29 試合ぶりに喫することになった。国王杯のベスト8進出には、カンプノウで行われる第二戦での逆転が必要となる。
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