マッチプレビュー マラガCF—FCバルセロナ
まずはリーガに集中—。マラガと対戦するリーガ28節がエルネスト・バルベルデ監督率いるチームにとって落とし穴にならないように注意する必要がある。だからこそチャンピオンズリーグのチェルシー戦のことを考えすぎず、リーガ2位のアトレティコ・マドリードとの差が勝ち点8あるといって楽観せず今節への準備を進めて来た。
まぜならリーガは1試合ずつ戦うことで頂点に立つのだから。そして今回の舞台となるのはラ・ロサレダ。このアンダルシア州のスタジアムでバルセロナは34節前となる2016/17シーズンの31節、2−0で破れている。
監督の言葉
ラ・ロサレダでの対戦はバルベルデ監督が目下何よりも気にかけていること。順位表でのFCバルセロナとマラガの差は明らかだが指揮官は手を抜くつもりはない。ホセ・ゴンサレス監督率いるチームは勝ち点13で最下位に沈んでおり12節連続で勝利がない。それでもバルセロナの指揮官から見ると危険なチームで勝ち点獲得を必要としており、1部残留の可能性を最大限にしようと取り組むだろうと見ている。
エルネスト・バルベルデ監督は試合前会見で「マラガにはこれ以上なく勝ち点獲得の必要性があり、この試合はそのチャンスの中の1つになる」と説明。さらに「すべての試合が重要。勝たない試合があればその次にはより多くのプレッシャーがある」と分析している。また今節の次にチェルシー戦が控えている点については「今回がチェルシー戦に向けた準備ではない。勝つための試合であり、リーガで勝ち点を積み重ねて行くもの」との位置付けを示した。
注目選手
ジローナ戦でレオ・メッシは新たなチームから得点を挙げたが、これまで今回の対戦相手から得点を決めていないのはルイス・スアレス。マラガと5試合を戦っているがウルグアイ人選手はスペイン1部リーグのチームの得点リストをさらに多くのものにするのを狙っている。なお今節の招集選手は以下の通り:テア・シュテーゲン、シレッセン、ピケ、ラキティッチ、セルヒオ、スアレス、メッシ、デンベレ、コウチーニョ、パウリーニョ、パコ・アルカセル、ジョルディ・アルバ、ディニュ、セルジ・ロベルト、アンドレ・ゴメス、アレイシ・ビダル、ユムティティ、フェルメーレン。
逆に招集外となるのは、怪我のセメド、デニス・スアレス、イニエスタと戦術的判断のジェリー・ミナで4選手はバルセロナで待機となる。バルサとしてはリーガでの無敗をキープし、気持ち良くその後のチャンピオンズリーグのチェルシー戦に臨むのが狙いになる。
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