FCバルセロナ−CDレガネス:メッシが道案内役となり記録達成の勝利(3−1)
アルゼンチン人クラックのハットトリックでバルベルデ監督のチームが新たな勝利、リーガ連続無敗を38試合とし歴史的な記録に並んだ
レオ・メッシがいればすべてが一層簡単になる。それは日々、試合ごとに証明されているが、この日も引き続きそうなった。アルゼンチン人クラックはレガネス戦でハットトリックを達成。これにより単にチームが勝利しただけでなく、レアル・ソシエダが1978/80年に記録した歴史的な記録、リーグ戦38試合連続無敗に並ぶことになった。この日はバルベルデ監督がバルサ監督として迎えた50試合目で節目での偉業。続くチャンピオンズリーグの準々決勝第二レグへ向け吉報となった。
レオ・メッシはキックオフから30分あまりでバルサに勢いを与える。単一シーズンでリーガ6回目となるフリーキックからの得点を決め、ロナウジーニョの記録(2005/06季)に並んだ。アルゼンチン人選手はゴールやや右寄りの位置からのプレスキックでクエジャールを破り先制点を決めた(1−0、27分)。
5分後、前半で試合の大勢を固めたいバルサは、コウチーニョのパスを受けたメッシが追加点(2−0、32分)。しかしエースの活躍はここまでにとどまらずタイムアップ3分前に3点目も決めてみせた(3−1、87分)。
勝負を決めるハットトリック
ダメ押し点は、試合終盤の拮抗した展開(2−1)であわや引き分けという展開を回避するために重要な意味合いがあった。なぜなら後半はその後の試合日程がちらついたのか、目に見えてプレーのペースが落ちていたから。レガネスはゴール正面からエル・ザールが得点(2−1、68分)。試合最初のシュートを得点として勢いを増していた。もっとも苦しんだ時間帯があったとはいえ最終的にはメッシが決着を付けた。73分にもチャンスはあったが、デンベレの鮮やかなアシストを受けての得点だった。すべてはバルサがリーガの連続無敗のタイ記録を達成した試合として記憶されることになる。
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