バルサ - レアル・ソシエダ:バルサ単独首位!(4-0)
FCバルセロナは、リュイス・カンパニスオリンピックスタジアムで、レアル・ソシエダを前に、ジェラアルド・マルティン、マルク・カサドのゴールで勝利をあげ、リーガの単独首位に躍り出た。
リーガ26節、ホームでのレアル・ソシエダとの試合に、ハンジ・フリック監督は、前日記者会見で示唆していた通り、一部のスタメン選手をローテーションし、シュチェスニー、ジェラルド・マルティン、クバルシ、アラウホ、クンデ、オルモ、カサド、ペドリ、ラミン・ヤマル、ハフィーニャ、レバンドフスキのイレブンをピッチに送った。前日、勝ち点で並んでいたレアル・マドリードはレアル・ベティスを前に黒星を喫したが、アトレティコ・デ・マドリードが勝利をあげ、一時的に首位の座について状態で、タイトルを狙うためには、先週、奪回したばかりの首位の座を再び、取り戻す必要があった。通常スタメンの久保建英が累積欠場したレアル・ソシエダも、一部のローテーションを行い、バルサとの試合に臨んだ。
早い時間に対10人
前半4分には、レアル・ソシエダがシュチェスニーのゴールを破るサプライズがあったが、VARによりオフサイドと判定されたため、スコアは0-0から動くことはなかった。前半13分にはペドリが最初のチャンスをつかむも、レミロがクリア。その2分後にはオスカルソンがシュチェスニーのゴールを攻めるも、ポストにあたり、失点は免れた。
前半18分、ダニ・オルモがレミロのゴールを目指していたところに、エルストンドがファウルを犯した。主審は迷わず、レッドカードを提示し、レアル・ソシエダは残りの時間を数的不利な重強で戦うことを余儀なくされた。
初ゴール二人
そして前半24分、右サイドからそのスキルで抜けたラミン・ヤマルが送ったセンタリングをダニ・オルモが左へ振った。そこに飛び込んできたのは、今日、スタメンとなったジェラルド・マルティンだった。ジェラルドはバルサのユニフォームを身につけての初ゴールを決めた。さらにその4分後、ダニ・オルモが放ったシュートをマルク・カサドが押し込み、バルサに追加点を与えた。バルサは前半30分に10人のレアルソシエダを前に、2-0とリードした。マルク・カサドにとっても、バルサでの初ゴールとなった。スコアを2-0にして、バルサはハーフタイムを迎えた。
ゴールフェスティバル
後半も同じ顔ぶれでスタートしたバルサだが北風の吹く中、訪れた46,324人のサポーターにゴールで応えた。後半11分に、ロナルド・アラウホが追加点をマーク。後半16分には、レバンドフスキが追加点を決め、点差を4-0に広げた。カーニバルの時期にふさわしいゴールフェティバルがモンジュイックの丘で繰り広げられた。
後半13分に、ハンジ・フリック監督は、ハフィーニャ、ペドリ、クバルシをベンチに送り、代わりにエリック・ガルシア、フェラン、フレンキー・デ・ヨングをピッチに送った。シュートをポストに当て、華麗なプレーを随所で見せて、サポーターを喜ばせたペドリにスタンドは拍手で応えた。さらに後半25分、この日の立役者の一人、オルモに変わって、フェルミンが入り、31分には4点目を決めたアラウホに変わって、最後の交代選手としてエクトル・フォルトがピッチに入った。
試合終了のホイッスルが鳴った時、スコアは4-0のままだった。バルサは、レアル・ソシエダをホームで堂々と制して、この後、今月、ホームで4試合行われるゲームの第一戦で快調なスタートを切った。とはいえ、気を抜くわけにはいかない。すぐにチャンピオンズリーグモードに切り替えなければならない。来週末のオサスナ戦(3月8日21時)前に、ベンフィカとのラウンド16(5日21時)が待ち受けている。