セビージャ- FC バルセロナ: 絶好のチャンス
準決勝を決めた国王杯とラウンド16への進出を決めたチャンピオンズリーグは、いったん傍に置き、バルサがリーガに集中する時だ。オリンピックスタジアムでアラベスを前に勝利をあげた後、バルサは今季、最もタフなアウェー戦の一つに立ち向かう。ハンジ・フリックの率いるチームが遠征する先は、サンチェス・ピチュアン、リーガの鍵となる今節、セビージャを前に戦う。マドリードダービーはドローに終わり、よって、バルサは勝ち点差を縮め、順位表でより高みに近づく絶好のチャンスを手にしているのだ。
バルサが順位を落としていくのを見るのがつらい週が続き、ライバルとの差が広げられていった時期を超え、再び、リーガまで後一歩と迫ってきた。勝利を手にした場合、首位のレアル・マドリードとの勝ち点差はたった2点に縮まる。2位のアトレティコ・デ・マドリードとはたった1点差となる。
ポジティブな過去の対戦データ
前期の試合は非常に良い感触を残している。スコアの結果(5-1)のみならず、望んでいたガビの復帰戦となったからだ。誰もが待ち望んでいたミッドフィルダーにとっても忘れられない夜であり、バルサファンにとっては完璧な試合となった。
実際、セビージャは、最近の18試合でリーガにおいてはバルサを前に勝利を手にしていない。その内訳は4分14敗だ。バルサは最近のセビージャでの試合8試合で5勝3分と必ず、勝ち点をあげている。非常に力強いホーム感溢れるスタジアムではあるが、それでも勝ち点3をゲットすることは可能だ。
よく知った顔
セビージャが、強敵であるのは当然のことながら、勝利を「肩に担いで」導くサポーターがついており、そして更なる秘密兵器を手にしている。それが監督のガルシア・ピミエンタだ。セビージャの監督は、ラ・マシアをそしてバルサのプレースタイルを熟知しており、それが、現在、ラ・マシア育ちを多用しているハンジ・フリックのチームにとって危険を生み出すことになるかもしれない。
試合前日の記者会見で、セビージャの監督は「多くの最rica脳を持った選手たちを抱えたバルサは現在、素晴らしいレベルにある」と賛辞を送り、「押さえつけられることなく、後ろに下がらない」ことが鍵になると話した。また、今回、ニアンズ、ロコンガ、アコルが負傷欠場、ホセ・アンヘル・カルモナが累積欠場することを明かしている。
もっと読む