バレンシア - FC バルセロナ: 国王杯を脅かすメスタージャ
バレンシアとバルサ が再び、顔を合わせることになる。今度の舞台はメスタージャ、国王杯の準決勝をかけた試合となる、バレンシアとバルサの争いは、国王杯でのクラシコであり、現在、リーガでの状況は真反対にあるにチームだが、一度、ボールが転がり出したら、双方に与えられる時間は90分間(あるいは120分間)のみ。両者の目標は、4月26日にカルトゥハで優勝杯を持ち上げるために、ベスト4に残ることだ。
下降ぎみのビッグクラブ
バルサとバレンシアが国王杯で交差するのは、実に17回目となる。バレンシアは現在、下降気味のビッグクラブであり、不安定なクラブ組織内のエコシステムを抱え、2部降格ゾーンから抜け出そうともがいているところであり、最後にバルサと対戦した1月26日は、7-1と点差を大きくつけられて黒星を喫している。
コルベランと共に向上も、二人欠場
一方、ハンジ・フリックの率いるチームは、この試合を前試合とは全く別物と受け止めている。最初から最後まで集中しなければならない。前回の試合が気の緩みにつながってはならない。なぜなら、バレンシアは下降線から抜け出しつつある様子を見せているからだ。カルロス・コルベランがベンチに来てから7試合を行っているが、その中で負けたのは、2試合のみ、FCバルセロナとレアル・マドリードとの試合のみだ。メスタージャでの最近2試合、レアル・ソシエダとセルタ・デ・ビーゴの試合では勝利を収めている。この試合に向けて、バレンシアの監督自身が記者会会見で、フルキエ、そして何より、攻撃の最大の要であるウゴ・ドゥーロが欠場することを明かしている。長期離脱しているティエリ・コレイアも同様だ。
怖いもの知らずのバルサ
ホームではより強く倒すのが難しいメス田=じゃだが、今季の最大の目標は降格を避けることにある。バレンシアのスタジアムは、地獄を思い起こさせる怖さを伴うだろうが、今季、バルサが恐れをなすスタジアムはない。マドリードやバイエルン、またドルトムントやリスボンでも試合を制してきたのだ。
年明けの流れに乗って
2025年に入り、バルサは強さを増している。今年に入って、7試合で勝利をあげ、タイトルも持ち上げており、ドローは2回も負け知らずだ。国王杯に関しては、バルバストロ (0-4)、ベティス(5-1)戦と大差で勝利を決めて勝ち進んでいる。今回、メスタージャのような素晴らしいスタジアムで、再び、バルサは力を証明しなければならない。国王杯キングのバルサは、今季、獲得できる全てのタイトル制覇を目指している。それは、まずはバレンシアで勝つことから始まるのだ。
もっと読む