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マジョルカ - バルサ:リサイタルでソン・モイシュを制す

バルサは背水の陣で挑んだ戦いを制し、一度は同点に追いつかれたものの、フェラン、ハフィーニャ(2)、フレンキー・デ・ヨング、パウ・ビクトルのゴールで勝利を手にした。

スペインスーパー杯のために、先んじて行われたリーガ19節、マジョルカ対FCバルセロナ戦は、バルサが先制した後、一度は同点に追いつかれたものの、最終的にフェラン、ハフィーニャ(2)、フレンキー・デ・ヨング、パウ・ビクトルのゴールで大勝に終わった。バルサは排水の人で挑んだ戦いを堂々と制し、バルセロナに戻ることになった。

3試合連続で勝利を味わうことができず、手にしていた有利な単独首位の座も失ったハンジ・フリックのチームにとって、決して負けることが許されない試合だった。この試合に。ドイツ人監督は、イニャキ・ペニャ、クバルシ、バルデ、イニゴ・マルティネス、クンデ、マルク・カサド、ペドリ、オルモ、ハフィーニャ、フェラン、ラミン・ヤマルのイレブンで試合をスタートした。通常スタメンのレバンドフスキが、この試合でベンチスタートになった理由について、ハンジ・フリックは、多くの時間をプレーしているし、週末にベティス戦、週末明けにドルムント戦とビッグマッチがあるため、休ませるのが妥当との考えを試合前に伝えた。

マジョルカにサメ現る

レバンドフスキが休息していても、心配はなかった。この決して負けてはならない試合で、先制点を手にしたのはバルサだった。前半13分、前節、負傷から復帰し、今日の試合でスタメン出場を果たしたフェラン・トーレスが、マジョルカの守備が崩れた瞬間を見逃さず、ボールを奪うとレオ・ロマンのゴールに突き刺して先制点をマーク。シャークがリーガに戻ってきた。

しかし、ハーフタイムを迎える前、43分にムリキがマジョルカに同点弾をマーク。バルサは、先制しながらも、追いつかれる最近の形となった。アディショナルタイム2分が追加され、その間に最初にハフィーニャが、続いてラミン・ヤマルが追加点をマークする絶好のチャンスを手にしたものの、非情にもゴールネットは揺れず、バルサはドローでハーフタイムを迎えた。

PKで逆転

後半、バルサは同じ顔ぶれでスタート。後半7分には、フェランがエリア外で受けたファウルから、フリーキックチャンスを得て、ハフィーニャのシュートが枠を捉えるもロマンがクリア。次にチャンスはラミン・ヤマルに訪れた。ダニ・オルモのパスを受けてエリア内に切り込んだラミンに、モヒカがなだれこみ、VARはPKと判定。キャプテンのハフィーニャが力強く左に合わせてシュートを押し込み追加点をマーク。バルサは後半11分にPKで逆転し、スコアを1-2に変えた。

そしてリサイタル

後半26分、ダニ・オルモとフェラン・トーレスに代わり、フレンキー・デ・ヨングとパウ・ビクトルが入った。この時は、ピッチに立ったこの二人がゴールを決めることになるとは夢にも思わず・・・。

バルサのリサイタルは、後半29分から始まった。ラミン・ヤマルの見事な右サイドからのパスを受けたハフィーニャがこの日、二度目のゴールを決めて追加点をマーク。再び、ラミンーハフィーニャの攻撃ラインが光った。それから10分前にピッチに入り、ハフィーニャからキャプテン章を受け取ったフレンキー・デ・ヨングが、ラミンとパウ・ビクトルがお膳立てしたパスに裏から走り込んだ。マテウがクリアしたものの、バルサのキャプテンは、そのパスを押し込み、スコアを1-4に変えた。後半38分には、ペドリとカサドに変わってガビとエリックがピッチに入った。その直後、後半39分にパウ・ビクトルがリサイタルに参加し、5点目をマークした。規定時間の終了5分前に、ハフィーニャがベンチに退き、フェルミンが入った。試合のスコアはそれ以上、変わることはなかった。ベストバージョンのバルサが戻ってきた。バルサは、再び、勝ち点3を手にソン・モイシュを後にし、バルセロナへ戻る。休む暇もなく、土曜日には、通常のリーグ戦、ベティス戦が待っている。

 

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