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セルタ・デ・ビゴ - FC バルセロナ: 厳しい処罰(2-2)

バルサは、鬼門の一つ、バライドスで行われたリーガ14節で、後半35分までバルサがリードしていたものの、終了間際の10分間で2点を返され、セルタを前に勝ち点3を逃すことになった

バライドスで行われたリーガ14節、セルタ・デ・ビゴ対FCバルセロナ戦は、ハフィーニャとレバンドフスキのゴールで、後半35分までバルサがリードしていたものの、終了間際の10分間で2点を返され、ドローに終わった。

代表戦によるリーガ休止前に、レアル・ソシエダを前に黒星を喫したバルサは、再び、リーガでの勝ち点3を目指して、バライドスに飛び出した。バルサにとって、ここ数年の鬼門の一つであるセルタのホームに、ハンジ・フリックは、イニャキ・ペニャ、クンデ、クバルシ、イニゴ・マルティネス、ジェラルド・マルティン、マルク・カサド、ペドリ、ダニ・オルモ、ハフィーニャ、ガビ、レバンドフスキのイレブンを送った。違和感を抱えるバルデの代わりに左サイドバックにジェラルド・マルティンを起用した他、何より、ほぼ1年ぶりにガビがスタメンに復帰したことが朗報だった。セルタは試合開始するやいなや、アスパスがイニャキ・ペニャのゴールにシュートを放ち、試合のイニシアチブを握るべく、激しく攻撃をかけてきた。

ハフィーニャの先制点

思うようにボールポゼッションを手にできずにたバルサだが、前半15分、流れが変わった。クンデが放ったパスをミンゲサに触らせず、奪ったハフィーニャが前半に攻め込み、先制点をマーク。この試合でもキャプテン章を巻いたハフィーニャが、チームに僅差リードをもたらした。

前半19分にはモリバのスペクタクルなエリア外からのシュートをイニャキ・ペニャがクリアし、同点弾を防いだ。

また、前半41分には、レバンドフスキが見事なフィニッシュでシュートをゴールに突き刺したが、わずかにオフサイドだったため、スコアは変わらなかった。前半終了前に、ジェラルド・マルティンがイアゴ・アスパスに犯したファウルが、セルタの選手の怒りを買い、ヒートアップした状態で、ハーフタイムを迎えた。

後半から、前半に既にイエローカードを受けていたジェラルド・マルティンをベンチに置いて、代わりにエクトル・フォルトが入った。

得点王のカムバック

リーガの得点王、バルサの9番は、背痛の負傷により離脱していたが、このセルタ戦から再び、ハンジ・フリックの招集リストに戻ってきた。そして、レバンドフスキはその期待に再び、応えた。後半16分、ハフィーニャが奪ったボールを受けたレバンドフスキは、リーガでの15ゴール目をマークし、スコアを0-2へと変えた。

後半31分、ガビとペドリに代わり、フェルミンとフレンキー・デ・ヨングがピッチに立った。

魔の10分間

試合は、バルサ優勢のまま、終わるかに思われた。しかし、後半36分、マルク・カサドが2枚目のイエローカードを受けて、退場した瞬間から状況は一変。数的不利でプレーしなければならない状況下、守備のミスを生かして、アルフォンがホームチームに1点を返した。その1分後、後半40分にはウゴ・アルバレスが同点弾をマーク。スコアは2-2となった。

アディショナルタイムが5分間追加されたが、最初にチャンスを手にしたのはセルタだった。イニャキ・ペニャのセーブで失点は免れたが、セルタの攻撃は止まなかった。試合終了寸前にハフィーニャにラストチャンスが訪れたが、勝利の女神はこの日、バルサに微笑むことはなかった。

バルサにとって鬼門の一つであるバライドスで、バルサは勝利を逃し、勝ち点1を手に、バルセロナに戻ることになった。

 

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