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アラベス - バルサ: ビトリアで快勝(0-3)

レバンドフスキのハットトリックを含む前半31分間の素晴らしいパフォーマンスが、メンディソロッサでの勝利をもたらした

メンディソロッサで行われたリーガ9節、アラベス対FCバルセロナ戦は、前半にレバンドフスキがあげたハットトリックで試合を制し、バルサはリーガで再び、勝ち点3を手にした。

チャンピオンズリーグでヤングボーイズを前に勝利を収めた後、再び、リーガで勝ち点3をあげることを目標に、バルサはビトリアに遠征し、メンディソロッサの舞台に立った。この試合を最後に再び、代表週となり、リーガが休止する前に、どうしても再び、勝利の感触を取り返す。その強い思いを胸に、ハンジ・フリックが選んだのは、イニャキ・ペニャ、エクトル・フォルト、クバルシ、イニゴ・マルティネス、バルデ、マルク・カサド、ペドリ、ハフィーニャ、フェラン、ラミン・ヤマル、レバンドフスキのイレブンだった。

ハフィーニャーレバンドフスキの攻撃ライン

試合開始のホイッスルが鳴ってから4分後、ハフィーニャは、シバラの守るゴールマウスにシュートを放り込んでいた。その際、ラミン・ヤマルがオフサイドだったため、スコアは変わらなかったものの、この試合で再び、勝ち点3を取るという決意がチームにみなぎっていた。その1分後、フェラン・トーレスが交代を申し出て、負傷のため、エリック・ガルシアがピッチに立つことになった。しかし、その負傷交代に士気を落とすバルサではなかった。

前半8分、ハフィーニャが放ったフリーキックをレバンドフスキがヘディングでシバラのゴールに押し込んだ。あまりにもシンプルに先制点が決まった。そしてそれは序章だった。前半22分には、再び、ハフィーニャのアシストからレバンドフスキが追加点をマーク。レバンドフスキは、この2点目で、今季リーガ9試合9得点目をマークした。

レバンドフスキのハットトリック

そこで満足するバルサの9番ではなかった。前半32分、リーガの得点王は、再び、ゴールを決めてこの試合でハットトリックをマーク。バルサはスコアを早々と0-3にし、メンディソロッサで大きくスコアをリードした。42分にもレバンドフスキが更なるゴールチャンスを手にしたが、ネットを揺らすことはできなかった。

後半44分には、トニ・マルティネスがゴールを決めて、アラベスに1点を返すも、オフサイド判定となり、スコアは0-3のまま、ハーフタイムを迎えることになった。

後半もバルサは同じ顔ぶれで試合をスタート。後半のスタート早々、トニ・マルティネスのシュートで、アラベスが1点を返す寸前だったが、ボールはバルサのディフェンスを抜けたものの、ポストに弾けた。

後半22分、ハンジ・フリックは、この日、初めての交代を行い、ラミン・ヤマル、エクトル・フォルトに変えて、アンス・ファティ、ジュール・クンデがピッチに入った。後半28分には、アンス・ファティの放ったシュートが枠を捉えるも、シベラがクリア。更に後半29分、30分と続けてハフィーニャ、レバンドフスキもシュートを放つも、再び、シベラのセービングにあった。

一方で、後半32分には、キケ・ガルシアの攻撃をイニャキ・ペニャがセーブ。バルサ有利な展開は変わらなかったが、ホームチームもサポーターを前に点を決めるべく、攻めてきた。後半35分、バルデとイニゴ・マルティネスをベンチに退け、フレンキー・デ・ヨングとジェラルド・マルティンがピッチに入った。後半39分、モウリーニョがアラベスに1点を返すも、再び、オフサイド。スコアは、後半が始まってから、試合終了のホイッスルが鳴るまで、動くことはなかった。アラベスは、バルサの高い位置でのディフェンスラインにより、11回ものオフサイドトラップにかかった。そして、バルサは前半に決めた3点を最後まで守り切る術を知っていた。9節目にして8勝目を手に入れ、単独首位でバルサは代表週を迎えることになる。

 

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