FC バルセロナ - ヤングボーイズ: チャンピオンズを制する時

チャンピオンズリーグだ！FCバルセロナは、10月最初の試合を新たなチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第二節と共に始める。スイスのヤングボーズがハンジ・フリックの率いるチームのライバルだ。最初の欧州での勝利を飾り、リーガでの黒星の感触を吹き飛ばすことが目的だ。試合は10月1日（火） 21時にキックオフとなる。

高く飛び立つ時

チャンピオンズリーグのデビュー戦は、最高の形ではスタートしなかった。ホームから離れたモナコで、 2-1の結果に終わったからだ。この新しいフォーマットで始まったチャンピオンズリーグの第1節で勝ち点を逃した今、第二章、バルサーヤングボーイズ戦が、リュイス・カンパニスオリンピックスタジアムで始まる。このリーグフェーズの8試合中の二戦目だ。フリックは、ここで勝ち点３を手にすること以外、考えていない。「私たちは勝つ自信がある」と前日記者会見でも、言い切っている。

オサスナを前に黒星を喫し、リーガでの開幕からの連勝は止まったものの、バルサはそこから、立ち上がらなければならない。最後の瞬間までエルサダルでも逆転を目指してみせたあの誇りを継続して示さなければならない。チームのメンバーにモチベーションが足りないということはない。それは、前日、マルク・カサドも説明している。9月に躓き、苦しんだそれを振り飛ばす時だ。

ベルンの影

一方、対戦相手は、チャンピオンズリーグそしてリーガではより苦しんでいる状態にある。スイススーパーリーグのチャンピオンであるヤングボーイズは、国内リーグで今季、12位と落ち込んでおり、降格争いをしなければならない状況にまで落ち込んでいる。このチームの母体となる中世の街、ベルナの美術館には、現況と相反し、17ものリーグタイトル優勝カップが並べられている。

ブラックとイエローのユニフォームに身を包むパトリック・ラームの率いるチームも、第一戦を落としている。第1節はホームで、アストンビラを前に対戦したが、 0-3 の大敗は大きな影をチームに落とした。

そうはいっても、チャンピオンズリーグに容易なライバルなどいない。それもFCバルセロナとヤングボーイズの過去のデータが存在しないのだから尚更だ。しかし、勝つ準備は整っている。バルサはこのモンジュイックでのデビュー戦を最近の28試合中1試合しか負けていない状態で臨むし、一方のスイスのチームはアウェーでの勝利を最後に味わったのが 1960年のことなのだ。ホームで残している良い成績を継続し続ける時間だ。チャンピオンズリーグを制する時間がやってきたのだ。