FC バルセロナ - ヘタフェ: 止まらない連勝(1-0)
7戦7勝。ハンジ・フリックのリーガでの連勝は止まらない。開幕してから、これまで全勝しているのだ。今晩のヘタフェ戦の前には、リュイス・カンパニスオリンピックスタジアムで、スペシャルなイベントが行われる特別な夜となった。試合は、この日、ロベルト・レバンドフスキが決めたゴールが、バルサに勝ち点3と連勝をもたらす結果になった。
試合前にテア・シュテーゲンを励ますメッセージを身につけたTシャツでピッチに立ったバルサの選手は、勝利をキャプテンに捧げると誓っていた。この試合に向けて、ハンジ・フリックは、イニャキ・ペニャ、バルデ、イニゴ・マルティネス、クバルシ、クンデ、エリック、カサド、パブロ・トーレ、ハフィーニャ、ラミン・ヤマル、レバンドフスキのイレブンをピッチに送った。
その名はレバンドフスキ
今季、まだ、勝利をあげていないヘタフェは、試合の開始から積極的にイニャキ・ペニャの守るゴールを攻め、ホームチームも試合のコントロールを今ひとつ、手にできない状態が続いていたが、前半19分にその流れが変わった。エリック・ガルシアからパスを受けたクンデが右サイドからシュートを放つも、ソリアがクリア。そのクリアボールをリーガの得点王がすかさず、押し込んだ。レバンドフスキは、先制点をマークし、このゴールで7試合7ゴール目をマークする形となったが、このゴールは、リーガにおけるFCバルセロナの6500ゴール目にという節目の得点になった。
ハフィーニャやラミン・ヤマル、パブロ・トーレが、次々と攻撃チャンスを手にするも、前半は僅差リードで、ハーフタイムを迎えることになった。後半17分に、ハンジ・フリックはこの試合で最初の交代を行なった。パブロ・トーレに代わり、フェラン・トーレスが入った。後半25分には、ハフィーニャが、その1分後にはラミン・ヤマルが放ったシュートが枠を捉えるも、ネットを揺らすことはできなかった。
追加点寸前も
後半31分、レバンドフスキがベンチに退き、ペドリが入った。ハフィーニャのみならず、ラミン・ヤマルはポストに当て、エリック・ガルシアはゴール前で絶好のチャンスを手にし、とバルサの選手は、何度となく、スコアを変えるゴールチャンスを手にしたものの、80分を過ぎても、バルサは得点できずにいた。苦しまされていたわけではなかったが、ゴールチャンスを形にできずにいた。
後半42分、最後の交代が行われた。バルデとクバルシに代わって、エクトル・フォルトとジェラルド・マルティンが入った。バルサは最後まで2点目を求め続けたが、試合のスコアは変わらず、バルサは僅差リードでホームでの勝利を手にした。これで7戦7勝目、勝ち点21だ。しかし、リーガのリズムは止まらない。次戦は9月28日(土)、バルサはパンプローナに遠征し、オサスナを前に8勝目を求める。
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