FC バルセロナ – ヘタフェ: 目指すは６連勝

ハンジ・フリックのバルサは、リーガに向けて一直線に進んでいる。今週の水曜日、バルサはヘタフェを前に行う対戦で、ホームでの５連勝目を目指す。マドリードからやってくるチームは、リーガ7節をリュイス・カンパニスオリンピックスタジアムで戦う。

バルセロナのチームは、完璧なスタートを切っている。単にここまで全勝（6戦6勝）しているのみならず、そこで記録している数字も完璧だ。22得点で失点は5点のみだ。ハフィーニャとレヴィがそれぞれリーガの最多得点選手リストの一位と二位を占めており、ラミン・ヤマルはアシスト王だ。要するにスキャンダルとも言える活躍を見せているということだ。

負傷、暗い影

その一方で、バルサは決して100% 幸せな状況ではいられないでいる。このスタートはチームの鍵となる選手の重なる負傷に泣かされている。最後の負傷選手は、テア・シュテーゲンだ。ドイツ人GKは、先日のビジャレアル戦で右膝の膝蓋骨腱を負傷し、その後、すぐに手術を行なった。

この試合でフェランを取り戻したハンジ・フリック監督だが、ダニ・オルモ、フェルミン、ガビ、フレンキー、ロナルド・アラウホ、クリステンセン、ベルナルに加え、キャプテンの負傷という極めて繊細な欠場を抱えることになった。

過去の対戦データ: 数少ないゴール

過去のバルサ –ヘタフェ戦を振り返れば、通常、非常にゴールの少ない、それでいて互角の試合が行われることが多い。最後に行われた両者の試合は、4-0で終えたものの、その前の4試合でバルサが1ゴールを決めたのみだ。その内訳はスコアレスドローが3回、僅差勝利が1回というものだ。

現在のバルサのダイナミズムを考えると、この水曜日の試合が無得点に終わることは考えづらいが、全てはおこ入りうる。実際、ヘタフェはリーガの開幕から今まで4分2敗といまだ勝利知らずの状態でこの試合に挑んでくる。

この状況は諸刃の剣だ。ヘタフェはバルサのようなチームにバルセロナで初勝利をあげることで、一気に士気が高まるのだから。それを達成するために、ボルダラスは攻撃のスター選手、ボルハ・マヨラルを再び、掌中に入れ、この試合に臨む。