ジローナ - FC バルセロナ: チャンピオンズダービー
スーパーマッチがやってくる。代表戦による休止した週末を終え、リーガが再び、戻ってくる。この最も魅力的な試合は、首位のチームにとってはリベンジでもある。バルサは、今季、負け知らず、勝ち点12点中12点を手に、ジローナに遠征する。チャンピオンズリーグに参戦する二チーム同士のダービー戦であり、また、偶然にも、欧州大会の初戦を前に行なう最後のリーグ戦となる。
リベンジへの意欲
だが、両者とも欧州大会のことは頭にない。なぜなら、このジローナーバルサ戦は、そうする余裕がないほどのゲームだからだ。ジローナを相手に行なった昨季の二試合は、バルサにとって忘れるべく試合となった。二戦二敗、モンジュイックとモンティビリで、二試合とも同じ結果 (2-4 、 4-2)で黒星を喫しているのだ。だが、それから4ヶ月が経過し、状況は大きく変わった。
セカンドユニデビュー
バルサのベンチに座るのは、ハンジ・フリックであり、彼の公式戦は全て勝利で飾っており、ピッチには、完璧なリーガの開幕を見せている11人が飛び出す。また、今季、初めて、セカンドキットを身につける。エレガンスあふれるブラックを基調にしたバルサが、勝ち点3を狙いに行く。
新ジローナ
目の前に聳え立つジローナには、昨季と比較し、多くの新顔がいる。昨季、シーズンが終わるぎりぎりまで、リーガタイトルを目指し、素晴らしい試合を見せたジローナは、最終的に歴史的なポジション、3位でリーガを終えることになったが、その結果、多くの選手を引き止めるのが不可能な状況を生み出した。レンタル移籍していた4人は、既におらず、サビーニョは現在、マンチェスターシティに、ジャン・コウトは、ボルシア・ドルトムンドに行き、そしてエリックとパブロ・トーレはバルサに戻って来た。
それに、得点王だったアルテム・ドフビク(ローマ)、アレックス・ガルシア(バイエルン・レバークーゼン)が離脱したことが、チームの一新を招いた。ゴールマウスには、パウ・ロペスが構え、ディフェンスは、フランセス、クレイチを補強、中盤から前の選手のほとんどは新補強だ。フアン・デ・ビーク、ブライアン・ヒル、ダンジュマ、アベル・ルイスといった知られた名前から、ミオフスキ、ミセショイ、アスプリージャなど、クラブ史上、最も高額な選手を与えられ、偉大な監督、ミチェルが、既に結果を出しつつある状態だ。
エンジン始動
最初の2節では勝ち点1に終わったものの、リーガが休止する前に、2連勝、オサスナを前に 4-0、セビージャを前に0-2 の結果を出し、多くの選手を失いながらも、どんな武器を手にしようが、相手を負かすことができるチームであることを証明している。
今季初のダービー戦は、今日、15日の日曜日、現地時間16時15分にキックオフだ。
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