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バレンシア - バルサ: レヴィのダブルゴールで、フリック初勝利

レバンドフスキのダブルゴールが、ウゴ・ドゥーロの先制点から逆転を呼び込み、メスタージャでのハンジ・フリックのデビュー戦を勝利で飾る結果になった

バルサは幸先の良いスタートを切ることになった。2024/25年のリーガ第1節、メスタージャで行われたバレンシアとの対戦で、先制点を奪われたものの、レバンドフスキのダブルゴールで逆転し、貴重な勝ち点3を手にすることになった。ハンジ・フリックの最初の勝利、最初の勝ち点3だ。

ハンジ・フリックは、初めての公式戦、リーガのバレンシアとの対戦に、テア・シュテーゲン、バルデ、クバルシ、イニゴ・マルティネス、クンデ、ベルナル、カサド、フェラン、ハフィーニャ、ラミン、レバンドフスキのイレブンをメスタージャのピッチに送った。この試合でマルク・ベルナルは、17歳の若さで、ハンジ・フリック時代になってから、最初にトップチームの公式戦でデビューを果たした選手となった。

ホイッスルが吹かれた瞬間から、両者は激しくボールを競り合い、互いに相手のゴールを目指す、インテンシティの高いゲームとなった。バルサは70%のポゼッションを手にしていたものの、バレンシアも最初のホームでの勝ち点をあげるべく、テア・シュテーゲンのゴールマウスを攻めてきた。

救世主、クバルシとレバンドフスキ

スコアレスドローのまま、ハーフタイムを迎えるかと思われたが、その時、この日の試合の先制点が生まれた。ディエゴ・ロペスのセンタリングを受け、イニゴ・マルティネスの裏をかいて、前半43分、ウゴ・ドゥーロがバレンシアに先制点をもたらした。アディショナルタイム5分が与えられ、その間に再び、バレンシアに追加点が生まれる寸前だったが、テア・シュテーゲンを超えて、ゴールマウスに向かったそのボールを、クバルシが救い、失点を防いだ。僅差リードを許し、1-0で前半が終了するかと思われたが、バルデのクロスを受けたラミンが送ったパスをバルサの9番が押し込んだ。レバンドフスキが、スコアを同点にし、後半へ持ち込んだ。

レヴィのダブルゴール

ハーフタイム前の流れをそのまま、持ち込み、後半が始まった。後半3分、エリアにボールを持ち込んだハフィーニャにファウルが犯され、PKの笛が吹かれた。ボールを手にしたのは、バルサの9番だった。レバンドフスキはメスタージャのゴールネットを揺らし、この日、2得点をマークした。

ペドリの復帰とデビュー選手

後半16分、前日記者会見で、フリック監督が示唆していたように、ペドリが再び、ピッチに立った。この試合で100試合目を迎えたペドリは、フェラン・トーレスに代わって入り、また、同じ時間にクバルシに代わって、クリステンセンが、バルデに代わって、ジェラルド・マルティンがやはりトップチームでデビューすることになった。

後半25分には、ベルナルに代わって、エリック・ガルシアが入り、さらに後半40分にはラミン・ヤマルに代わってパウ・ビクトルがピッチに入った。開幕戦で、ハンジ・フリックは、ベルナル、ジェラルド・マルティン、パウ・ビクトルと3人もの選手をトップチームデビューさせた。

後半45分にはマルク・カサドが追加点を決める寸前も、わずかに枠を捕らえなかった。規定時間が終わり、アディショナルタイム6分間が過ぎても、1-2のスコアは変わらなかった。ハンジ・フリックの率いる新生バルサは、リーガ第1節を制して、勝ち点3を手に勝利始めでスタートを切った。

 

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