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マッチレポート:FCバルセロナーマンチェスターシティ(2-2)

アメリカツアーでの第一戦、オルランドで行われたバルサ対マンチェスターシティの対戦は、ドロー(2-2)で終わるも、持ち込まれたPK戦をバルサが4-1で制し、ツアーの初戦を勝利で終えた

アメリカツアー、プレシーズン初戦、オルランドのキャンピングワールドスタジアム(フロリダ)で行われたFCバルセロナ対マンチェスターシティ戦は、2-2で引き分けた後、PK戦に持ち込まれ、アストララガが二度のセーブを見せるなどして、PKを制し、初戦の勝利を手に入れた。

国内で行われたオロット戦に続き、ハンジ・フリックが試合を率いて行われたプレシーズンの第二戦、アメリカツアーにおける初戦は、ペップ・グアルディオラの率いるマンチェスターシティとの対戦であり、シティはこれがプレシーズン3試合目、それも初勝利を求めてのゲームとあり、要求度の高いテストとなった。

現地時間19時に行われる予定だった試合は、悪天候により一時的に延期され、結局、1時間20分遅れの20時20分にキックオフとなった。

ハンジ・フリックは、このシティ戦にイニャキ・ペニャ、フリアン・アラウホ、ラングレ、エクトル・フォント、セルジ・ドミンゲス、マルク・カサド、マルク・ベルナル、ジェラルド・マルティン、パブロ・トーレ、パウ・ビクトル、ビトル・ロケのイレブンをピッチに送った。

パウ・ビクトルの先制点

試合は、バルサがシティの攻撃に押され気味にスタート。前半11分にハーランドの放ったシュートをイニャキ・ペニャがセーブするなど、シティの攻撃エリアが目立つ形だったが、徐々にコントロールを手にしたバルサが先制点を決めた。前半24分、マルク・カサドのアシストを受けたパウ・ビクトルがボールをコントロールし、エデルソンの守るゴールマウスにシュートを突き刺した。

オライリーの同点弾、パブロ・トーレの追加点

前半38分には、オライリーがシュートを決めて、同点弾をマーク。試合は再び、振り出しに戻った。イニャキ・ペニャのゴールは、何度となく狙われたものの、1-1のスコアで両者が前半を折り返すかと思われたが、前半のアディショナルタイムにパブロ・トーレがクロスシュートを決めて、スコアを2-1に変え、ハーフタイムを迎えた。パブロ・トーレは、オロット戦についで、二試合続けての連続ゴールとなった。

後半から、フリック監督は、フリアン・アラウホとエクトル・フォントの代わりにアレックス・バジェ、トニ・フェルナンデスをピッチに投入した。

後半15分にグリーリッシュが同点弾(2-2)を決めた後、フリック監督は更にパウ・ビクトル、パブロ・トーレ、イニャキ・ペニャに変えて、 レバンドフスキ、ダルビッシュ、アストララガを投入した。また、最後にカサド、ジェラルド・マルティン、ラングレ、ベルナル、セルジ・ドミンゲスを出して、代わりにロメウ、バルデ、イニゴ・マルティネス、クエンカ、ギジェ・フェルナンデス の5人をピッチに送った。

規定時間終了寸前に、レバンドフスキがシュートチャンスを得たが、ゴールネットをゆらすことはできなかった。90分間が過ぎてもスコアは2-2から変わらず、PK戦へ進むことになった。

バルサ、PK戦を制す

試合の勝ち負けは、PK戦にレバンドフスキが先陣を切り、バルサに得点を決めた後、フィリップスが放ったシュートをアストララガが止めた。

アストララガが再び、ライトの放ったシュートをセーブ。続けて、バルデがPKを沈め、バルサが3-0でリードも、マンチェスターシティがゴールを決めたが、最後にトニ・フェルナンデスがシュートを冷静に沈めて、バルサに4-1の勝利をもたらした。ハンジ・フリックはフロリダにて、幸先の良いスタートを切った。

 
 

 

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